活動量計「SmartBand Talk」の使い勝手は? ショートレビューと動画でチェック!
リストバンド型からクリップ型、ネックレス型まで数多くの種類が登場している活動量計。それぞれの特徴や他機種との比較をショートレビューでチェックしよう。
近年にわかに注目を集めている、身に付けて使える電子機器「ウェアラブルデバイス」。中でも歩数や消費カロリーを計測できる「活動量計」は、多くの新製品が登場している今最もホットなジャンルだ。
今回紹介する「SmartBand Talk」(ソニーモバイルコミュニケーションズ)は、画面に1.4型の電子ペーパーを採用しているのが特徴で、バッテリー駆動時間は約3日と他の製品と比較しても長め。液晶ディスプレイなどでは見づらい直射日光の下でも表示内容を確認できる点も電子ペーパーならではのメリットだ。
Android端末のスマートフォンと組み合わせて使えば、メールやSNSの通知、ハンズフリー通話などのほか、前述したような活動量の測定が行える。価格はソニーストアの直販で1万7880円(税別)と安くはないが、防水性能や防じん性能も高く、ユニークな存在と言えそうだ。
ITmedia ヘルスケアのライター陣による、SmartBand Talkのショートレビューは以下の通り。
すずまり ★★★★☆(4.5)
通話も可能なカスタマイズできるウェアラブル
表示部に電子ペーパーを採用しているだけでもユニークだが、他と大きく違うのは、スマホ側から専用アプリを追加することで機能をカスタマイズできる点。ハンズフリー通話やボイスコントロールが可能になるだけでなく、Evernoteと連携可能なボイスメモ、スケジュール確認などもできるようになる。測定できるのは歩数、消費カロリー、睡眠サイクルなど一般的だが、モード切替は不要。連携先のアプリ「Lifelog」も非常にグラフィカルで楽しい。活動だけでなく日々の行動をまるごと記録したい方向け。
園部修 ★★★★(4.0)
ソニーらしいデザインが魅力
シンプルながらスタイリッシュなデザインが魅力。電子ペーパー製ディスプレイでバッテリーの持ちがいいのもうれしい。Xperiaシリーズに対応した専用のLifelogアプリでは、活動の履歴をグラフィカルに表示してくれる。普段は時計として使えるほか、カメラのシャッターを切ったり、メールの着信を確認したり、電話をかける/うけることができるなど、多彩な機能を追加できるのもポイント。ただ、充電中に「睡眠中」と認識されたりと、精度はまだ改善の余地がある。後発の白モデルの方がデザインはいい。
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活動量計ってどんなもの? 何ができる? と思っている方も多いのではないかと思いますが、ちょうどいいタイミングで非常に精度の高いいい製品が発売されたので、シリーズでお伝えしていけたらと思います。
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