連載
» 2015年02月20日 06時00分 UPDATE

ヘルシーライフの新常識:知らなきゃ損する、ファスティング――ファスティングすると、寿命が伸びる?

身体の中の毒出しができて、溜まった脂肪も燃やしてくれる。ファスティングは身体にいい変化をいろいろもたらしてくれます。そして何と、長生きの秘訣にもなるというのです。果たしてその真偽の程は?

[ことばや/伊藤佳代子,ITmedia]
ts_fasting00.jpg

 ファスティングの名パートナーとして、以前、酵素のお話をしたことを覚えているでしょうか。その酵素こそが、今回お話する「ファスティングで長生きをする」キーポイントです。

 簡単に言うなら、ファスティングをする→消化酵素が節約できる→代謝により多くの酵素が使われる→免疫力が高まる→病気にならない→長生きする、という流れ。これをもうちょっと詳しく説明してみましょう。

・連載「ヘルシーライフの新常識」の過去記事一覧はこちら

酵素は、消化よりも代謝に多く使うべし!

 酵素には、「消化」と「代謝」の2つの働きがあります。しかも、私達が自分の身体の中で作り出すことのできる「潜在酵素」は、その量が決まっています。つまり、「消化」に酵素を使いすぎれば「代謝」に回す酵素量が減り、その分、代謝が悪くなって免疫力が落ち、ウィルスが侵入しやすくなったり、侵入したウィルスを撃退できなくなります。

 最近よく聞く「自然治癒力」という言葉、これは、代謝酵素にとても深い関係があります。病気にならない、なっても自分で治すパワーのある身体とは、酵素を代謝により多く使える身体ということ。そしてそれを、人間は本能で知っています。

 たとえば、風邪をひいて寝込んでいる時、あなたは、脂がこってりのステーキやボリュームたっぷりの丼ものなどを食べたいと思いますか? おかゆやうどんなど、あっさりとした物が食べたくなるはずです。これはつまり、身体が自然に「消化のいいもの」を求めている証拠。消化になるべく酵素を使わず、代謝に回して自然治癒力を高め、早く病気を治そうとしているのです。

酵素は、生涯に作り出せる量も決まっている

 体内で作られる潜在酵素の量が決まっていると言いましたが、年齢を重ねるごとにその量は減少していきます。しかも、生涯に作り出せる潜在酵素の量も実は決まっています。無駄遣いをすればそれだけ、潜在酵素の生涯量を早く減らしてしまうことにもなりかねません。

 暴飲暴食や加工食品だらけの食事で酵素を無駄遣いする生活は、もうそろそろやめましょう。消化に酵素を使わないファスティングを定期的に行なうことで、潜在酵素を節約するのも、長生きのためにはいい方法と言えます。

 さらに、普段の食事にも酵素を摂り入れることが大切。食べ物に含まれるいわゆる「食物酵素」は、私たちの身近にあります。たとえば、生野菜や果物、お刺身などの生魚がそれ。味噌や醤油、納豆、ぬか漬けなどの発酵食品にも酵素がたっぷり含まれています。

 結論、昔ながらの和食を食べていれば問題なし。濃い味や刺激的な味覚に慣れた舌には物足りない? いえ、大丈夫。ファスティング後はそんな味覚もリセットされています。そのお話は、また次回に。

・連載「ヘルシーライフの新常識」の過去記事一覧はこちら

関連キーワード

酵素 | 病気 | 食事 | 風邪 | 寿命 | 納豆 | うどん | 野菜


Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ねとらぼに「いいね!」しよう