コラム
» 2015年03月16日 06時00分 UPDATE

「iPhoneの盗難・紛失」はApple Watchで防げる?

Apple Watchに実装してほしい「iPhoneの盗難・紛失防止機能」のお話。

[杉本吏,ITmedia]

 価格や発売日などの詳細は発表されたものの、いまだ謎に包まれている部分も多くあるApple Watch。筆者が「こんな機能は絶対に必要」(絶対に搭載される)と思っているのが、「iPhoneの盗難・紛失防止機能」だ。

iPhone 「iPhoneの盗難・紛失」はApple Watchで防げる?

 既報の通り、Apple Watchを使うには基本的にiPhoneが必須となる。音楽再生など一部の機能はiPhoneなしでも使えるようだが、そもそも最初に使い始めるときの認証(アクティベーション)にiPhone 5以降が必要なため、iPhoneユーザー以外には利用できないと言っていい。ランニング時などの特別なときを除いて、ユーザーは常にApple WatchとiPhoneを同時に持ち歩くことになる。

 となれば、iPhoneの盗難・紛失防止機能を実装しない手はないだろう。例えば、「Apple WatchとiPhoneがあらかじめ設定しておいた距離以上離れたときに、手首に振動でアラートを送る」といった機能だ。振動を感じたユーザーは状況を確認し、問題なければApple Watchの画面をタップしてアラートを止める。

 今でも「iPhoneを探す」(Find My iPhone)アプリで利用できる、「iPhoneの現在地を表示する」「iPhoneから大音量のアラームを鳴らす」といった機能も、いざというときに手軽にApple Watch側で使用できるようにしてほしい。

 以前、筆者も実際にiPhoneを紛失してしまって「iPhoneを探す」機能を使用したことがあるのだが、紛失したことに気付くまでに時間が掛かったため、iPhoneの現在地と自分の現在地とが離れていた。すぐに探しに行ったのだが、探している間に(誰かに拾われるなどして)iPhoneが移動してしまうと困るので、普段は持ち歩かないiPadを片手に「iPhoneを探す」をリアルタイムでチェックしながら現在地に向かうという、傍から見てだいぶ間抜けな行動になってしまった(紛失している時点で間抜けとも言えるのだが)。

「iPhoneを探す」アプリ 「iPhoneを探す」アプリ

 Apple Watchで「iPhoneを探す」が使えれば、こんな問題は起こらない。そもそもiPhoneと自分が離れた時点でApple Watchが教えてくれるので、単純な置き忘れなどがなくなるし、場所が分からなくてもアラームを鳴らすことで対応できる。

 盗難時など、「iPhoneを探す」はiPhone側で電源が落とされていると利用できず、お手上げになってしまうのだが、「盗まれたその場」で気付いてすぐにアラームを鳴らすなどすれば、ある程度の対応が可能になるのではないだろうか。

 ちなみに、「……といった機能は搭載されますか?」とAppleストア公式の問い合わせ窓口に聞いてみたところ、「iPhoneと(距離が離れるなどして)ペアリングが切れたら、Apple Watch側に何らかの表示がされるのは間違いないと思いますが、どのように表示されるのかはまだこちらでも分かりません」という回答だった。

 iPhoneもApple Watchもそれなりに高価な物であるだけに、お互いがお互いを常にチェックできるようにすれば悲しい事故も減るように思うのだが……いかがだろうか。

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