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» 2015年03月31日 11時00分 UPDATE

ソニーのイヤフォン型ウェアラブルデバイス「Smart B-Trainer」って何?

ソニーが「スマートスポーツギア」とうたっている新製品「Smart B-Trainer」。一体何ができるモノなのか。

[ITmedia]

 ソニーが3月7日に販売を開始した「Smart B-Trainer」は、一言では説明の難しい製品だ。一見するとケーブルを省いたイヤフォンのような外観だが、これが単なるイヤフォンというわけでもない。ソニーの公式Webサイトには「スマートスポーツギア」と書かれているが、そう言われてもよく分からないという人がほとんどだろう。

ソニー「Smart B-Trainer」 ソニー「Smart B-Trainer」

 難しいなりに説明をしてみると、まず前提としてこれは「ランナー向けの製品」である。スポーツギアとうたってはいるが、基本的にはランニングをするときに使うものだ。これを着けてサッカーや野球やバスケをしたっていいのだが、効果を発揮するのはあくまでランニングをするときだ。

 ではこれを着けて走るとどんなことができるのか。簡潔にまとめると以下の3つになる。

(1)心拍数の測定

(2)音楽の再生

(3)ランニングログの記録

 まずは心拍数の測定。イヤフォンのイヤーパッドに当たる部分の根元にセンサーが内蔵されており、耳から脈拍(※)を計測して、音声を使ってリアルタイムで数値を教えてくれる。ランニング前に目標となる心拍数(運動強度)を設定しておき、実際の数値がそれより高いか低いかを走りながらにしてコーチングしてもらえるのだ。

※厳密には脈拍と心拍は違うが、ソニーは本製品の説明上「脈拍数」を「心拍数」と表現している)

 2つ目の音楽再生機能も、この心拍トレーニングと関係している。購入時からもともと登録されている楽曲30曲に加え、事前に自分で転送しておいた楽曲のテンポ(BPM)を解析し、心拍数が高すぎるときにはゆっくりした曲を、逆に低すぎるときには早めの曲を自動で選んで再生してくれるのだ。ストレージは本体に内蔵されているから、スマホは不要で本体のみで音楽を再生できる。

 3つ目のランニングログの記録は、前述した心拍数以外にも、ランニングの距離や時間、スピード、ペース、ピッチ、歩数、ストライド、走行ルート、高度、消費カロリーといったデータを記録できるもの。ランニングを終えてからスマホとBluetooth接続すると、これらのデータが専用アプリに転送される。累積記録、ラップタイム、再生した楽曲リストなども確認できるので、アプリ上で長期的なログ管理が可能だ。

 その他にも使いこなせれば便利な機能はさまざまにあるのだが、基本的なことについては上記の通り。普段から音楽を聴きながら走っているというランナーにとっては、興味のわくアイテムかもしれない。

 しかし、既に活動量計やGPSウォッチでランニングログを記録していたり、実売2万7000円前後という価格が気になったりする人もいるだろう。また、実際の使い心地については着用して試してみるしかない。

 そこで次回は、「Smart B-Trainer」をランナーに使ってもらうことで見えてきた「買い!な部分」と「今後改善を期待したい部分」についてまとめてみたいと思う。近日中に公開予定なので、期待してお待ちいただければ幸いだ。

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