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» 2015年04月03日 06時00分 UPDATE

「スマホに奪われた時間を取り戻す」 日本発のスマートウォッチ VELDT SERENDIPITY

ヴェルトが開発したiPhoneと連携するスマートウォッチ「VELDT SERENDIPITY」は、スマホ依存の生活をリバランスすることをコンセプトに開発された製品。時計がスマート化するとこうなる、という1つの形と言えます。

[園部修,ITmedia]
VELDT SERENDIPITY

 ウェアラブル製品を通じて、機能的で洗練されたライフスタイルを追求するベンチャー企業、ヴェルトが開発した日本発のスマートウォッチ「VELDT SERENDIPITY」(発表記事)。そのコンセプトは、「ネットに時間を奪われすぎた生活のリバランス」をすること。スマートフォンの画面を見る機会を減らし、視線を上げ、周りを見渡すことで、もっと思いがけない発見や出会いが生まれ、その先に革新や新たな豊かさが生まれるのではないか、という考え方が根底にあります。

 スマートフォンと連携し、必要な通知をスマートウォッチ側で行うという機能は「Apple Watch」に通じる部分もあるのですが、Apple Watchがスマートフォンの延長線上に生まれたデバイスであるのに対し、VELDT SERENDIPITYは、時計の延長線上のデザインを採用するのが特徴です。

VELDT SERENDIPITY シンプルなデザインの「VELDT SERENDIPITY Model C Deep Seed」
VELDT SERENDIPITY 外径は48ミリと、男性の腕に巻いても少し大きめな印象です。厚さは15.6ミリあります
VELDT SERENDIPITY 右上にリュウズ、右下にボタンを1つ備えます。左上と右下のボタンを同時押しすることで、通知部分の電源のオン/オフができます
VELDT SERENDIPITY 左側には上にボタンが1つ、下にボタンが2つ。左上と右下のボタンには呼び出す機能を1つ割り当てておけます

 主な機能は以下の通りです。

  • 着信通知、メール、SNSの他iOSの通知センターで設定可能な全てのアプリからの通知機能
  • スケジュール・世界時計・天気予報・コンパス・タイマー・活動量計およびスマートフォンの置き忘れ防止機能
  • 登録地点へのタクシー配車サービス(東京地区のみ)

 iPhoneの通知センターで表示される通知を、さりげなくLEDとバイブレーションで伝える。時計としての質感にこだわり、モノとしての魅力にもこだわる。そんな思いが込められています。時計の針はアナログのムーブメントを採用していますが、秒針はありません。

VELDT SERENDIPITY 電話やメール、Twitter、Facebook、各アプリの通知があると、Vivid Loopと呼ぶ円形のLEDの光とバイブレーションで知らせてくれます
VELDT SERENDIPITY カレンダーに予定が入っていると、時間と内容を表示可能です。最初に予定の入っている時間をすべて表示します
VELDT SERENDIPITY 次に予定の時間のみLEDが点灯し、予定の内容を表示します
VELDT SERENDIPITY LEDの数により、予定の開始時間と終了時間が分かります
VELDT SERENDIPITY 天気予報はLEDの色と文字で通知します。雨が降る時間帯が青くなるなど、毎日変わる表示が楽しめます
VELDT SERENDIPITY 活動量を記録する機能もあり、設定した目標までの達成率が表示できます。達成すると特別な表示も現れます
VELDT SERENDIPITY 世界時計機能で、iPhoneアプリで設定した地域の時刻(最大3カ所)の確認もできます

 気になるバッテリー駆動時間は、ボタン電池で約4年間。スマートフォン連携機能にはリチウムイオン充電池を用いていて、待機時で約1週間持ちます。こちらはMicro USBでの充電が必要です。ただ、時計とスマートフォン連携の部分は分かれているので、バッテリーが切れて時計として使えなくなるといった心配はほとんどありません。

 価格は、写真のModel Cが8万4200円(税込)、サファイアガラスと、より高級感のあるフェイスを採用したModel Rが11万6640 円(税込)です。外径は48ミリとやや大柄。厚さは15.6ミリです。重さはModel Cが72グラム、Model Rは74グラムです。

 細かな設定はiPhoneアプリの「VELDT LIFE ASSIST」を用いるため、時計本体での操作はボタンを押すだけとシンプルです。アプリでは活動量の確認なども可能です。モード切替が必要ですが、睡眠の計測にも対応しています。

 実際に使ってみると、主にiPhoneへの通知を腕時計側でさりげなく知る機能が中心で、Apple WatchのGlanceが実現しようとしている、“iPhoneを取り出す回数を減らす”という考え方に近いものを感じます。詳細はまた追ってリポートします。

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