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» 2015年06月01日 06時00分 UPDATE

銭湯神 兼 プロ無職! ヨッピーさんに聞く「最高の銭湯の見分け方&おすすめ銭湯ベスト3」 (1/2)

各界で活躍し「周りが放っておかない人」に生活習慣や健康のコツを聞く本連載。今回登場していただいたのは“銭湯神”として知られるヨッピーさんです。

[中山順司,ITmedia]

 どんな世界にも「周りが放っておかない人」というのが存在します。周囲を巻き込む能力が高く、常にいくつもの仕事を抱えていて、それでも忙しそうな素振りは見せずに遊びにも全力で取り組んでいるように見える人たち。本連載では、そんな「引っ張りだこな人々」に、普段の生活習慣や健康のために意識していること、毎日を自分のペースで過ごしていくコツについてお聞きしていきます。

 今回お話を伺ったのは、「オモコロ」や「トゥギャッチ」などの各種ポータルサイトで体を張った記事を書いてらっしゃる、泣く子も黙るプロ無職のヨッピーさん

ts_yoppy01.jpg 「ヨッピーさん、肩書きはどうしましょう」「プロ無職で」「でもヨッピーさん、そこらのサラリーマンより忙しく活動してませんか」「そんなことないですよ。暇なんで仕事ください」

 ヨッピーさん、お風呂に入るだけで健康になれるなんて、そんな楽な健康法があっていいんですか?

銭湯に目覚めた瞬間

――えらくごついリュックを背負って待ち合わせ場所に登場されましたけど。超健康そうに見えますね。

 すこぶる健康ですね。すべては銭湯のおかげです。銭湯神の僕が言うんですから間違いありません。

――銭湯神であるヨッピーさんの健康法は、やはり銭湯?

 まず結論として、銭湯が最高であることは間違いないです。「100%」「最高であること」はもう疑いようがない事実なので、そこに疑問を持たずに「ああ、銭湯は確かに最高ですね」という姿勢で僕の話を聞いていただきたいです。

――結論づけましたね。そもそも、銭湯に心酔したキッカケはなんだったんですか?

 もともと数年前までサラリーマンをやってたんですけど、会社勤めはどうしても生活パターンがマンネリ化するじゃないですか。21時まで働いて飯食って帰って寝る。誰しもそうだと思うんですけど。そうすると、仕事のスイッチをオフにできないんですよ。

 平日はずーっと会社と家を往復してるだけになるんで「仕事モード」が抜けないんですね。そうするとあんまり寝付けないとか、緊張の糸が切れないんですよね。次の日の朝からまた仕事かと思うとリラックスできなかったり。

 そんなとき、職場の近くにいっぱいあった銭湯の一つに、帰りに寄ってみたんですよね。そしたら驚くほど疲れが取れて、頭は冴えるし寝付きもいいし、次の日の仕事もはかどるし。それが銭湯に目覚めた瞬間ですね。

ts_yoppy01a.jpg 「仕事の合間に、2時間暇があれば銭湯行っちゃいますね」

――その頃、ご自宅にお風呂は付いてたんですか?

 あったんですけど、銭湯じゃないとダメなんですよ。水風呂に入れないでしょ。僕のおすすめは、お湯と冷水に順番に何度も浸かる交互浴だから。ほんとあの頃は、帰りの銭湯を楽しみに毎日昼間の仕事をしてましたよ。

 僕の入り方は、まずお湯に5〜6分浸かります。額にうっすら汗をかいたら、湯船から出て冷水に入ります。冷水は長い時間でなく、10秒程度でもOK。で、またお湯に入るのを5回前後繰り返します。ただお湯に浸かりっぱなしよりも、はるかに疲れが取れます。

――せっかく温まったのに、冷水に飛び込むのってしんどくないですか。

 それは分かります。でも、水風呂といっても17度前後なので、氷水とは違うんですよ。意を決して、一気に肩までズドンと入るほうがつらくないですよ。一度冷水の温度に慣れてしまうと身体が慣れるので、2回目からは苦にならないものなんですよね。

――交互に入って、最後はお湯で身体を温めて脱衣所に向かう、で終了ですね?

 いや、最後は冷水に浸かってから上がります。冷水で冷えた身体をお湯に浸けてからフィニッシュしたくなるのが人情ですが、逆が正しい。なぜなら、温まって広がった血管が、湯上がり後も広がったままの状態になってしまうから。さらには毛穴も広がります。そうなると、どんどん熱が体外へ放出されてしまって汗をかくし、体温が下がってしまう。せっかくお風呂に入ったのに逆効果になってしまうんですよ。

――ヨッピーさん。

 はい?

――マジメですね。

 僕は銭湯に関してはマジメなんですよ! 銭湯通いを始めてから、ここ3年くらい風邪ひいたことないんですから!

 半信半疑でしょ? あのね、Twitterで「ヨッピー 交互浴」で検索してみてくださいよ。

ts_yoppy02.jpgts_yoppy03.jpg 次々出てくるヨッピーさんへの賛辞の数々

――うわっ……!?

 ね? だから間違いないんですって交互浴は! あとですね、交互浴の副次的メリットは長時間お風呂が楽しめることです。お湯にしか入っていないと短時間でのぼせてしまいますけど、交互浴なら長く浸かっていられるでしょ。せっかく銭湯や温泉地に行って、たったの10分で上がっちゃったらもったいないじゃないですか。

 あとは「炭酸泉」もおすすめですよ。炭酸泉はひとの肌と同じ弱酸性で、肌や髪の引き締め効果があったり、臭いのもとである雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。さらに、お湯に溶解した炭酸ガスが体内に入ることで、末梢血管の拡張につながり血行促進し、保温効果が高く、基礎代謝が高まるんです。サッカー日本代表でも人工高濃度炭酸泉が公式に採用されていましたしね。

――(マジメだ……)

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