コラム
» 2015年06月06日 06時00分 UPDATE

食べるなら熟成キムチ? 遺伝子の働き具合も変えてしまう?

韓国東国大学の研究グループは、24人の肥満女性を対象に、8週間の間、熟成期間の異なるキムチを食べてもらい、体内での変化を観察しました。

[ITmedia]
Geno

 キムチは、言わずもがな韓国の伝統食ですが、最近では日本でも身近なものになり、一般家庭の冷蔵庫でも割と見かけるようになりました。ですがこの日本のキムチ、韓国の友人に言わせると浅漬けで、韓国では、1年間熟成させたものもあるようです。そして、この熟成キムチにはすごいパワーがあるようです。

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今話題の腸内フローラにも!?

 韓国東国大学の研究グループは、24人の肥満女性を対象に、8週間の間、熟成期間の異なるキムチを食べてもらい、体内での変化を観察しました。対象者は、2つのグループに分けられ、一方のグループは浅漬けのキムチ、もう一方のグループは熟成したキムチを食べました。

 その結果、熟成したキムチを食べたグループでは、肥満に関連する遺伝子が活発になり、また腸内フローラにも細菌が変化が表れたことが確認されたようです。腸内フローラとは、腸内に住んでいる細菌群を表し、その数は100種類以上、個数は約100兆個になると言われています。昨今の研究で、腸内フローラのバランスが、肥満や免疫疾患、精神疾患などにも影響を与えることが分かってきました。研究チームによれば、キムチが発酵している程、腸内細菌への影響が大きくなると結論付けています。

キムチに含まれるカプサイシンも?

 キムチに欠かせない唐辛子、その唐辛子に含まれるカプサイシンも遺伝子に影響を与えることが分かっています。アメリカのワイオミング大学研究グループの研究によれば、唐辛子に含まれるカプサイシンは、「TRPV1」という遺伝子に働きかけて、エネルギー消費を増大させることが分かっているようです。

 腸内環境を整えたり、脂肪を燃焼してくれたり、韓国人に美女が多いのはキムチパワーが要因かもしれないですね! 日本でも、熟成キムチが浸透してくれるとうれしいです!

<参考文献>

この記事は「遺伝子の?を!に変える」をコンセプトに、遺伝子に特化した国内外の情報を配信するサイト「Geno」から転載しています。


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