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» 2015年06月07日 07時30分 UPDATE

1日8000歩から!  iPhoneの「ヘルスケア」アプリで今すぐ歩数を確認する

ダッシュボードの設定ができたら、今度は意識してiPhoneを持って歩いてみましょう。iPhone 5s以降の機種なら、ヘルスケアアプリだけでも毎日の歩数が確認できます。

[園部修,ITmedia]
iPhone ヘルスケア

 最初は何も登録されていないiPhoneの「ヘルスケア」アプリのダッシュボードですが、前回ご紹介したとおり「iPhone 5s」以降のモーションコプロセッサーを搭載した機種では、ダッシュボードの表示設定をするだけで、自動的に記録されている歩数などのデータが確認できます。

ヘルスケアアプリのポイント

  • 設定した「歩数」のデータを毎日確認する
  • 厚生労働省が設定している基準値、1日約8000歩程度を目標にする
  • HealthKit対応の機器とアプリを利用するとさらに細かいデータが集められる

iPhone ヘルスケア ヘルスケアアプリのダッシュボードにさまざまなデータを表示するようにしておくと、見たいときにすぐ数値が確認できます

日々の歩数確認などに活用

 厚生労働省では、「健康日本21(第二次)」の中で、2022年度(平成34年度)の時点で、20〜64歳の1日の歩数の平均値を「男性9000歩、女性8500歩」とすることを目指しています。この数字は、これくらい歩いていると、生活習慣病や生活機能低下のリスクが低減する効果が見られる、という研究成果を踏まえてのものです。

 これに合わせて策定された「健康づくりのための身体活動基準 2013」では、以下の身体活動の基準を設定しています。

<18〜64 歳の身体活動(生活活動・運動)の基準>

強度が3メッツ以上の身体活動を23メッツ・時/週行う。具体的には、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分行う。

 メッツ(METs)とは、身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位です。座って安静にしている状態が1メッツ、普通の歩行が3メッツに相当します。3メッツ以上の強度の身体活動としての23メッツ・時/週を歩数に換算すると、およそ6000歩くらいになるそうです。3メッツ未満の(低強度で意識されない)日常の身体活動量に相当する歩数は2000〜4000歩に相当するので、合計すると8000〜1万歩になります。これを踏まえておよそ8000歩くらいをまずは意識して歩くのがいいでしょう。

 では、自分は1日どれくらい歩いているのでしょうか。普段、iPhoneを机などに置きっ放しにしていると正確な数字は出ませんが、ポケットやポーチなどでほぼ1日iPhoneを身に着けている人は、日々の歩数を振り返ってみればすぐに分かります。

 データは1日、1週間、1カ月、1年の期間の折れ線グラフで表示されるので、よく歩いた日やそうでない日が一目で分かるほか、1日平均の歩数なども確認できます。8000歩というと、片道40分の電車通勤(徒歩15分から20分程度)に、昼休みの外出を合わせればだいたい毎日達成可能な歩数です。

対応アプリを入れるとより多彩なデータが取得可能に

 歩数以外にも細かく知りたくなったら、ヘルスケアアプリにデータを書き込んだり、ヘルスケアアプリからデータを読み出したりする「HealthKit(ヘルスキット)」を組み込んだアプリを活用するといいでしょう。多くの活動量計用のアプリが対応しています。「Apple Watch」を利用しても、より多くのデータが取れるようになります。

 例えばFitbitの「Charge HR」やApple Watchを利用すると、心拍数が計測可能です。心拍数は最小値と最大値の幅などが記録されています。また、Jawboneの「UP3」などを利用すれば、睡眠分析のデータなども取り込めます。

 データの入力をサポートするさまざまなアプリを利用して、ヘルスケアデータを収集すると、今度はそれを分析したり、それを元にアドバイスがもらえるようになったりします。最初はデータをためるだけでも面白いのですが、やはりデータは生かしてこそのもの。次回はヘルスケアアプリにデータを書き込んだり、そのデータを活用したりできるアプリをご紹介します。

iPhone ヘルスケアiPhone ヘルスケア Polar Flowのような、活動量計やランニングウォッチ用のアプリはHealthKitを利用してヘルスケアアプリにデータを書き込んだり、読み出したりできます。MyFitnessPalのように、食べた食事のデータからさまざまな栄養素のデータを記入できるアプリもあります

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