第41回 Apple Watchを使うと運動量が増える“ウェアラブル”の今(2/2 ページ)

» 2015年08月23日 11時00分 公開
[松村太郎ITmedia]
前のページへ 1|2       

Apple Watchの設計思想と今後の展開

 Apple Watchでは、活動量について、3つのリングでその達成度を簡単に確認できる仕組みになっている。思想としては、目標を3つに分けることで、どれか1つでもゴールに到達でき、モチベーションを削がない工夫が施されているそうだ。

 またwatchOS 2では、iPhoneなしでアプリを実行させることができる環境が広がることから、Apple純正以外のエクササイズ関連のアプリも活況となるだろう。ゴルフやテニス、その他のスポーツのトラッキングなどもできるようになると思われる。

 このあたりの思想や将来像については、Apple本社での取材を予定しているので、追ってお伝えできればと思う。

 最後に、夏らしい経験談と言うべきか、以前のステーキの話に続いて再び肉の話で恐縮だが、今回はバーベキューとApple Watchの話。

 筆者の住むバークレー市に限らず、公園にはバーベキューができる炉が設置されていて、空いていれば自由に使うことができる仕組みになっている。ちょっと夕食に、公園で火をおこして焼く、という日常も可能だ。

 先日のバーベキューの際、ちょっと炭が湿っていて火力がなかなか上がらなかったので、1時間ほどあおぎ続けていたところ、それがすべてApple Watchの「エクササイズ」と認識され、2つ目の緑のリングに1時間近く加算されていて驚いた。

 あまり実感のないエクササイズだったものの、実際に動いていたことは確かだ。食事をしながらあおいでいたので、結果的にカロリー消費が勝るのか、摂取が多かったのかを考えると、おそらく後者だと思われる。

 多くの人にとっては非日常ともいえるバーベキュー。筆者が勝手に週に何度か火をおこすようになっただけなので、ステーキを食べる動作ほどは共感が得られないと思うが、火をおこすだけでエクササイズやムーブのリングが振り切ってしまうのが、少しズルをしているようで気になっている昨今だ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」