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» 2015年10月02日 06時00分 UPDATE

成分によって効き方が違う!「効く睡眠サプリ」はどれだ?

[ITmedia]
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 夜、ちゃんと眠れていますか? 十分に睡眠がとれていないと、気分も優れなければ、仕事にも身が入りません。そこでオススメなのが「睡眠サプリ」。このサプリには大きく3つの種類があって、それぞれに効き方が違っています。自分の症状と照らし合わせて、ぴったりの睡眠サプリを手に入れましょう。

寝つきが悪い人に! メラトニン

 寝つきが悪い人にぴったりなのがメラトニン。この物質は本来脳の松果体という場所から分泌されているホルモンです。光をたくさん浴びると減少し、暗くなると増加する傾向にあります。そのため朝起きて、夜寝る規則的な生活を送っていれば基本的には十分な量が分泌される物質なのです。

 しかし精神医学者Lewy A. Jらの1980年の研究で、人体は外部からの光によってメラトニンの分泌を抑制することが分かりました。つまり、生活リズムの乱れから夜間に照明に当たる時間が長くなると、寝つきは悪くなるというわけ。心当たりのある人は、不足したメラトニンをサプリメントで補ってあげることで、寝つきの悪さが解消される可能性があります。

夜中に何度も目がさめる人に! グリシン

 グリシンは人体のタンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうちの「非必須アミノ酸」と呼ばれる物質の仲間。眠っているときの「眠りの質」に深く関わっており、これを就寝時に摂取することで、より深く眠ることができるとされています。

 味の素の研究によると、グリシンは体の末端部分の血流量を増加させて体内の熱の放出を促進するため、体の深い部分の体温が下がり、結果的に眠りが深くなるのだそうです。夜中に2度以上眠りから覚めてしまう症状が週に2日以上・1カ月以上続いている人は、グリシンを試してみる価値があるといえるでしょう。

朝の目覚めが悪い人に! トリプトファン

 朝どうしても起きられず、二度寝・三度寝してしまう……そんな人にぴったりなのがトリプトファン。精神のバランスを維持する神経伝達物質の1つ、セロトニンの分泌量と深く関わる物質です。精神科医で作家の樺沢紫苑氏が著書『精神科医が教えるぐっすり眠れる12の法則』の中でも言っているように、このセロトニンの分泌量は朝の目覚めに大きく影響があるとされています。

 しかし現在、セロトニンをそのまま摂取できるようなサプリメントは作られていません。その点トリプトファンならセロトニンの分泌量の増加させる効果が期待できます。朝の目覚めに悩んでいる人は、一度試してみてはどうでしょうか。


 あなたの「眠りのトラブル」はどれに当てはまるでしょうか? 自分にぴったりの睡眠サプリを手に入れて、快適な眠りを手に入れましょう。

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