肩をもんではいけない? こりを取るなら○○をほぐせ!

肩こりがつらいという方は、自分の肩をもんでほぐす習慣があるかもしれません。しかし、それではなかなかコリを取ることはできないものです。実は、肩こりに効果があるのは別のパーツをほぐすことだったのです。

» 2015年10月10日 06時00分 公開
[石原亜香利ITmedia]

 肩こりがつらいとき、家族などにもんでもらっている方も多いのではないでしょうか。しかし、実は肩こりを感じたときに肩を刺激するという方法は、さらに肩こりを助長させてしまう逆効果の方法だと言われているのです。

肩こりは肩をもんではいけなかった?

 なぜ肩こりのとき、肩をもんでも効果がないのでしょうか? 肩こりとは、筋肉が固くなっている状態のことを指します。そして、同時に首などの肩周りの筋肉も硬く張っている状態にあります。そんなときに、無理に筋肉を伸ばそうとすると、筋肉は防御反応としてさらに自身を緊張させ、さらに硬くなっていきます。そんな状態の筋肉を無理に伸ばそうとすれば、当然、筋肉そのものの損傷にもつながります。

 筋肉が傷めつけられれば、当然、痛みが発生して「肩こり+筋肉痛」といった、より一層悪化した状態になってしまうのです。

肩ではなく頭をもめ!

 では、肩こりが起きたらどうすればいいのでしょうか? その一つの答えとして、肩ではなく、頭をもみほぐすと効果があるという説があります。今、世間では頭をもみほぐすエステなどが流行っていますが、そのようなエステに通う人たちは、「眠り落ち」の至福の瞬間を楽しみにしているのだそう。実は、頭のマッサージは、心地良い眠りにつくことができるくらい、リラックスを促すのです。

頭をほぐすとどうなる?

 頭をほぐすとどのような効果が得られるのか、そのメカニズムを見てみましょう。

 頭の筋肉をほぐすと、たまっていた老廃物やコリがほぐれて、排出されます。もし肩こりだけでなく、疲れが慢性化している、疲れがとれないという悩みがあるのであれば、頭のコリが問題かもしれません。

 体調不良や疲れが取れない、顔がむくむなどが頻繁に起きる場合、頭が硬いことが原因の可能性があります。特にPCを長時間使い過ぎたり、考え過ぎたり、気を使い過ぎたりすると、脳がヒートアップして、頭痛や不眠、肩こりなどをもたらすといわれているのです。よって、おおもとの原因である脳を休めてほぐしてあげれば、自然と肩こり解消につながるといわれているのです。

 もし肩こりがつらいときは、シャンプーのときのように、指の腹を使って力を入れ過ぎず、程良い心地良さを感じる程度に、頭のマッサージを行ってみましょう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」