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» 2015年12月27日 09時00分 UPDATE

何を買うべき? 活動量計選びのポイント (1/2)

年末年始は摂取カロリーがどうしても増えがち。正月太りを解消し、より健康的な生活を手に入れるために、これを機に活動量計を導入して自分の生活を可視化してみてはいかがだろうか。

[すずまり,ITmedia]

 今年もまた太りがちなシーズンに突入した。12月は忘年会、年末年始に実家に帰る方は、家族からの食べろ食べろ攻撃を受けつつ、コタツの魔力にとらわれて、食べ過ぎと運動不足のダブルパンチになりがちである。今度こそそんな自分とおさらばしたい、2016年は活動的でありたい、そんな人におすすめしたいのが活動量計だ。

 ここでは、これから活動量計デビューを考える人向けに、選び方のコツを紹介したい。機能や形状など製品の特徴を把握しておくと、自分のニーズにあったものを選びやすくなるはずだ。

活動量計選び さまざまな活動量計

1日の活動全体を測定

 ここで改めて活動量計とは何かをおさらいしておこう。活動量計とは、体のどこかに装着することで、加速度センサーによって、1日の活動を測定できる製品をさす。アクティビティトラッカーとも呼ばれる。

 最近は、歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠サイクルの測定ができることは基本で、さらにウォーキング、ランニング、水泳といった運動の強度(種類)を自動判別したり、心拍センサーによって安静時や活動時の心拍数を測定できるものも増えてる。また、オプション機能として、バイブレーションによる目覚ましや、スマートフォンの電話の着信通知、SNSなどのメッセージの表示機能を持つものもある。どの製品も概ね防水対応だが、そのレベルはシャワーや水濡れはOKだが水没はNGだったり、水泳までOKなどまちまちだ。

 測定データはBluetoothでスマートフォンの専用アプリに転送する。アプリ内では、日、週、月、年といった単位で活動量の推移をチェックできる。

 この専用アプリは、デバイスを発売するメーカーが無料で提供していることが多い。利用開始時にユーザー登録を求められ、データはクラウドに保存されるケースがほとんどだが、安い活動量計の中には、スマートフォンの中だけに保存するケースもある。

 アプリ内の表示方法はメーカーによってさまざまで、それもまた特色の1つとなっている。中には測定データを元にして、健康ガイドや、ユーザー全体の中の順位などを教えてくれるものもある。また、友達同士でお互いのデータを共有したり、時には活動量を競争しあうといった機能を持つものもある。

最近は心拍センサーと睡眠の自動測定化がトレンドに

 2014年あたりから、心拍センサーを搭載した活動量計が徐々に増えている。例えば、Jawboneの「UP3」はバイオインピーダンスの心拍センサー、エプソンの「PULSENSE」、Fitbitの「Charge HR」、ポラールの「A360」などは光学式の心拍センサーを搭載している。

活動量計 心拍センサーを搭載する製品が増えている。写真はApple Watchのものだが、活動量計にも搭載するものが多い

 心拍(胸に巻くもの以外は厳密に言うと脈拍)を測定することで、活動中なら有酸素運動か無酸素運動かといった運動強度や、トレーニング効果、消費カロリー、脂肪燃焼の有無が分かるなど、活動量をより正確に測定できる、安静時の心拍数から、ユーザーの心理状態や睡眠の状況を推測できるというメリットもある。

 注意したいのは、常時心拍を測定するものと、運動時のみなど限られた時間内の測定を前提としているものに分かれる点。エクササイズを含め、24時間測定が可能なのはエプソンのPULSENSEシリーズやFitbitのCharge HRなど。こちらは装着しているだけで常に心拍数を測定し続けてくれる。

 一方、ポラールのA360は運動時のみとなる。スマートウォッチに搭載されている心拍センサーも、エクササイズモードで有効になるものが多い。JawboneのUP3も24時間測定できるようになったが、エクササイズは苦手とするようだ。このあたりは自分のニーズとよく照らし合わせる必要がある。

 もう1つ、睡眠測定の自動化もトレンドとなっている。以前は、寝る前にモードを切り替える必要があったが、最近は自動的に寝たことを推定し、入眠から起床までの様子を記録してくれる。FitbitやJawboneなどは、過去に自動測定できなかったモデルも測定できるようアップデートを重ねている。

 実際に試してみると分かるのだが、眠いときに忘れずに活動モードから睡眠モードに活動量計のモードを変えるのは難しい。また、寝起きもしかり。これから購入される場合は、自動測定に対応した製品をおすすめしたい。

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