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» 2016年01月08日 11時00分 UPDATE

セルフクリーニングキットを使ってウオーターサーバーをきれいに保つ

ウオーターサーバーを清潔に保つには、定期的な清掃が重要です。普段は「加熱クリーンシステム」を利用することで殺菌ができますが、「セルフクリーニングキット」を利用すると、電解水で内部の殺菌ができます。

[園部修,ITmedia]
CLYTIA セルフクリーニングキット

 ウオーターサーバーをしばらく使っていると気になり始めるポイントの1つが、「サーバーの内部は本当に清潔なのか?」という点です。マンションに住んでいると、定期的に貯水タンクの清掃などがあったりしますが、ウオーターサーバーも清掃しなくて大丈夫なのか、と心配になるわけです。

 もちろん、CLYTIAの天然水宅配サービスの場合、水に含まれる雑菌や異物はフィルターでろ過され、非加熱で外気が入りにくいエアーレス構造のPETボトルに充てんされ、自宅に届いているので、水はきれいであることに間違いありません。

 cado×CLYTIAのウオーターサーバーも、内部に空気が入りにくい構造になっていて、ボトルから入った水を清潔な状態に保ちます。またウオーターサーバーには、「加熱クリーンシステム」という、内部の殺菌機能も用意されています。「クリーンシステム」ボタンを約5秒ほど押し続けると動作し、内部の冷水タンクや水循環経路に温水を循環させて、清潔な環境を維持する仕組みです。

 CLYTIAでは週に1回程度、このクリーンシステムを使用することを推奨しています。これを使えば、内部は清潔に保てるわけです。ちなみに加熱クリーンシステムは、温水を冷水タンクなどにも流す関係で、4時間ほど冷水が出なくなりますので、家族が全員出かけるようなタイミングでセットするといいでしょう。

 CLYTIAでは、それでもまだ気になる、という人のために、電解水(次亜塩素酸)を用いて、ウオーターサーバー内のタンクと通水部分を除菌・洗浄できる「ウォーターサーバーセルフクリーニングキット」を用意しています。8リットルの電解水と、12リットルの富士山の天然水を1本ずつセットにしたもので、これを使うと半日ほどでウオーターサーバーの内部を殺菌できます。今回は年末年始の休みを利用して、セルフクリーニングキットを試してみたので、その様子を紹介します。

CLYTIA セルフクリーニングキット 「セルフクリーニングキット」は、富士山の天然水とは違う、白いダンボールに梱包されて届きます

「セルフクリーニングキット」 作業開始は5時間前から!?

 CLYTIAのセルフクリーニングキットは、価格が1890円(税込)で、定期配送の水とは別に注文する必要があります。キットの内容は、前述のとおり電解水と出水口に入れられるサイズの細いブラシ、それに説明書と、洗浄用の富士山の天然水です。クリーニング作業時には、内部の水を全部抜く必要があるので、ボトルが空になったタイミングで実施することになります。

 電解水の箱は白いダンボールで、外側には「飲用禁止」の文字。食塩水を電気分解して生成された「次亜塩素酸」なので、万が一口に入っても体に害はないそうです。ダンボールを開けると中に黄色いキャップが付いた電解水が入っています。説明書を読むと、なんと「作業5時間前に温水スイッチをOFFにし、電源プラグをコンセントから外してください」と書いてあります。というわけで、まずはウオーターサーバーの電源を切って5時間待ちます。これはダンボールの外側にも書いておいてほしいかも。

CLYTIA セルフクリーニングキット 配送用ダンボールの外側に「飲用禁止」の文字
CLYTIA セルフクリーニングキット ダンボールを開けると、黄色いキャップが付いた専用ボトルが顔を出します
CLYTIA セルフクリーニングキット 中には電解水が入ったボトルと説明書、それに出水口の清掃ができるブラシが同梱されています

 5時間後、中の熱水の温度が下がったところで、本体の下部にある排水パイプから水を抜きます。この水は普通に飲める天然水なので、鍋やポットなどに移します。温水タンクが2リットル、冷水タンクは3リットルの容量がありますので、かなり大きな容器が必要です。どうしてもいい入れ物がなければ、空になった12リットル入りのボトルを使うのも手です。ただし、ボトルに入れた水はすぐに使うか、必ず加熱して使うようにしましょう。

 ちなみに水を抜く手順はcado×CLYTIAのウオーターサーバーの取扱説明書に詳しい手順が書いてあります。セルフクリーニングキットに付属の説明書とは少し違いますので注意が必要です。また排水時にはけっこう勢いよく水が横向きに出るので、床を水浸しにしないように気を付けましょう。大きめの鍋のようなもので受けた方が扱いやすいです。

CLYTIA セルフクリーニングキット 出水口から排水できなかった水はボトルベースが収納されている下部のパイプから抜くことができます。空いた水ボトルや鍋などを使うといいでしょう。量はそれほど多くありません

水が抜けたら電解水を給水、その後天然水で洗い流す

 内部の水をすべて抜いたら、電解水をいつもの要領でボトルベースにセットします。ここで電源を入れると、モーターが駆動して電解水が冷水タンクと温水タンクに給水されます。給水が終わったら、出水口から水が出るか確認して、5分放置します。放置中は同居人が誤って電解水を口に入れたりしないよう赤色の警告タグをコックにぶら下げます。待っている間に出水口部分をキットに同梱されているブラシで洗浄したり、ウオーターサーバー本体を清掃したりしているといいようです。

CLYTIA セルフクリーニングキット 電解水で殺菌中は、同梱の警告タグをスイッチ部にぶら下げておき、誤飲を防ぎます
CLYTIA セルフクリーニングキット 同梱のブラシで出水口の清掃もできます

 所定の時間が経過したら、電解水をすべて排水します。説明書には、ボトルを取り外してさらに電解水を排水するよう書いてありますが、cado×CLYTIAの場合、ボトルの水が一定量まで減ると止まってしまうため、完全に排水することはできないので、出水が止まったら次のステップに進みます。

 電解水の排水が終わったら、続いてボトル1本分(12リットル)の天然水で電解水を洗い流します。ちょっともったいない気もしますが、他に方法もないので、新しいボトルをベースにセットします。準備ができたら、温水と冷水、それぞれ半分ずつくらいのペースでバケツや鍋などに排出して、流し台や洗面台などから水を捨てます。

CLYTIA セルフクリーニングキット 電解水での殺菌が終わったら、天然水1本分で電解水を洗い流します

新しいボトルをセットしたら通常使用に

 ボトル1本分の天然水を使って電解水を洗い流したら、作業は完了です。あとはいつも通り、空いたボトルを外して次のボトルをセットすればOK。最初に温水を冷ますのに時間がかかりましたが、この待ち時間を除けば賞味の作業時間は小1時間といったところでした。

 寝る前に温水スイッチを切っておき、朝食後にささっと作業を済ませてしまえば、週末を利用してのセルフクリーニングも比較的余裕を持って実行できると思います。

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