コラム
» 2016年01月14日 06時00分 UPDATE

「病的口臭」とは? 原因と治療までの流れ

口の臭いが気になる場合、その原因を探り、口臭治療を受けることもできます。

[石原亜香利,ITmedia]

 江崎グリコの口臭の社会への影響調査によれば、82.0%もの人が他人の口臭が気になっており、77.8%もの人が自分の口臭に気を付けていることが分かっています。口臭が気になるのは、皆共通。あまり知られていませんが、実はその厄介な口臭を歯科治療で治す方法があります。

口臭

口臭が気になる人は多い

 厚生労働省が約3.3万人を対象に行った「平成11年度(1999年度)保健福祉動向調査」では、歯や口の中の悩みを聞いた質問に対して、約15%が「口臭がある」ことを挙げています。さらに、年代別に見ると、45〜54歳の人が最も多く口臭について悩んでいることが分かっています。

病的口臭って?

 口臭には、寝起きのときの口臭などの「生理的口臭」、「飲食物・嗜好品などによる口臭」、治療が必要となる「病的口臭」の3つに分類されます。

 病的口臭でも、歯周病や唾液分泌の減少、進行した虫歯などの口腔内疾患によるもの、副鼻腔炎や扁桃腺炎、糖尿病などの全身疾患による口臭に分けられます。

 これらの病的口臭を解決するには、原因となる歯周病や虫歯の治療を行い、口の中を清潔にする必要があるといわれています。

歯科での口臭治療ってどんなことをするの?

 もし病的口臭が疑われた場合、歯科で治療を受けることができます。問診や尿検査、歯科検診、検査などを行い、問題を見つけた後、原因を把握した上で、治療がスタートします。

 多くの場合、歯周病と舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌に生えるコケのようなものが、口臭の原因といわれています。よって、口臭治療はこの2つを対策することが基本の流れです。

 舌苔除去は、舌清掃具である「舌べら」や「舌ブラシ」などを使用して行います。歯周病治療は、歯石や歯垢の除去や再付着を防止するために歯面を滑らかにするポリッシングなどの方法があります。

 気になった人は、一度歯医者さんで口臭治療を受けてみることをオススメします。

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