コラム
» 2016年02月04日 07時30分 UPDATE

Apple Watchにマイナーバージョンアップのうわさ

Piper Jaffrayのアナリスト、ジーン・ミュンスター氏が、3月15日とうわさされるAppleのイベントで、「Apple Watch」のマイナーバージョンアップ版が発表されるのではないかと予想しています。

[園部修,ITmedia]
Apple Watch Rumor

 ここ数日、Appleが現地時間の3月15日に、新型「iPad Air」や小型の「iPhone」、「Apple Watch」の新しいバンドなどを発表する、といううわさが飛び交っています。まだ公式な発表はありませんが、複数のメディアが、特定のソースの引用ではなく報じているので、信用度はかなり高くなっていると言えるでしょう。うわさが本当なら、日本では3月16日の早朝(現地時間の午前9時開始なら日本時間の午前2時、午前10時開始なら午前3時)に発表会が開催されることになります。

 そんな中で、気になるうわさが1つありました。Business Insiderが報じている、Apple Watchに「Sバージョン」が登場する、というものです。Piper Jaffrayのアナリスト、ジーン・ミュンスター氏が2月2日に彼の顧客に送付したリポートの中で、外観はほぼそのままに、プロセッサーやバッテリーがアップグレードされたApple Watchが登場する可能性を示唆しているといいます。ミュンスター氏はAppleに関するさまざまな分析を行っているアナリストで、新モデルの登場や今後発売される製品などの予測をしており、米国のテクノロジー系メディアではよく名前が登場する人物です。

 Apple Watchは、2014年9月に開催された、iPhone 6やiPhone 6 Plusの発表イベントで、同時に発表されました。実際に販売が始まったのは、それから半年以上経過した2015年4月。2016年3月は、発売からほぼ1年になる時期です。Appleの他の製品がリフレッシュされるタイミングを考えると、1年に1回程度、何らかのアップデートが行われる可能性はあります。

 もともと同氏は、2015年12月に開催されたBusiness Insider主催のイベント、IGNITIONにおいても、2016年の中頃にはApple Watchのモデルチェンジがあるという予想を発表していましたので、サプライチェーンなどへの取材を通して、そういった兆候をつかんでいるのかもしれません。特に処理能力やバッテリーの持ちは、現行モデルでは不十分な部分も目立つので、外観はそのままに、スペックが強化されることは十分考えられるでしょう。

Apple Watch Rumor Business Insider主催のイベント「IGNITION」でジーン・ミュンスター氏がプレゼンテーションした内容の一部。この頃はApple Watchは2016年中頃にアップデートと予想

 とはいえ、9TO5Macなど多くの米有力サイトは、3月のイベントではApple Watch関連の発表は新しい素材を採用したバンドの投入や、ソフトウェア面での強化が中心で、ハードウェアのアップデートは9月と予想しています。真偽のほどは定かではありません。

 ちなみに一部のメディアは「Apple Watch S」が登場する、といった書き方をしていますが、これはあまり正確とは言えません。ミュンスター氏が「Sバージョン」といっているのは、iPhone 6に対するiPhone 6sのような、「外観は変わらず中身が進化したモデル」のことを表現しているのであって、そういうモデル名を意図しているわけではないからです。個人的にはiPadなどと同じく、1つずつ数字を重ねていくのではないかと想像しています。

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