“ニュースの意味”を医師が解説する「イシコメ」 メドピアが開設

日本の医師の3人に1人が加入するという医師向けコミュニティサイト「MedPeer」の所属医師が、ニュースをピックアップして専門知識を生かしたコメントを付ける「イシコメ」というサイトがオープンしました。

» 2016年03月17日 13時09分 公開
[園部修ITmedia]

 メドピアが3月16日、同社が運営する医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」に参加する医師たちが、実名でヘルスケア関連ニュースの意味を解説したり、コメントをしたりするサービス「イシコメ」をオープンしました。

イシコメ イシコメのサイトイメージ

 医療や健康に関わる記事が日々発信される中で、医学的な知識がない一般の人が、実際にその記事が持つ意味や真偽を正しく理解するのは容易ではありません。イシコメでは、MedPeerに登録する医師が、「イシコメ・ドクター」として実名・写真・病院名を公開した状態で、記事をピックアップしてコメントしたり、他の医師がコメントした記事に対して追加のコメントをしたりできるようになっています。専門家によるさまざまな見方、見解を簡単に知ることができます。

イシコメ 記事に対して、医師がコメントを寄せる。そのコメントに対する評価も見られます

 今後は、一般会員によるニュースピックアップ&コメントリクエスト機能を提供するほか、お気に入りのイシコメ・ドクターをフォローする機能、オリジナル記事の配信なども予定しています。医師執筆陣による連載企画も配信するとのこと。

 メドピア代表取締役社長の石見陽氏は「MedPeerの医師の『集合知』を世の中に開放していくサービスを提供することに致しました。『イシコメ』を通じて医師の声を世の中に届けることで、一般の皆さまがより信頼できるヘルスケア情報を取得できるよう、役立つことができれば」とコメントしています。

 なお、一般ユーザーはイシコメを無料で閲覧できるほか、Facebookアカウントでログインすることでコメントに「なるほど」と支持を表明することが可能です。

 ヘルスケア分野の情報は、正確に理解するためには高度な専門知識や法律的な知識が必要なケースも多いのが現状です。その点、専門家による正しい情報や知識の提供は、非常に有用と言えるでしょう。ネット上で拡散されるデマを正しくデマと見抜くことなども、今後期待される役割と言えるでしょう。イシコメのWebサイトにある「10万人の医師が昨日のニュースを5分で解説!」が本当に実現すると、非常に役立つサービスになりそうです。

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