コラム
» 2016年05月24日 06時00分 UPDATE

なぜ飲酒後すぐの入浴はいけないのか? ヒントは“血行”

飲んで帰ってきた後、お風呂に入ってゆっくりしたい……。実はこれ、大きな危険があります。

[石原亜香利,ITmedia]

 飲み会から帰ってきて、ゆっくりお風呂に入るという経験はありますか? 実は、飲酒後の入浴には気をつけなくてはいけないことがたくさんあります。

 飲酒後の入浴はなぜ良くないのか、その理由と正しい入浴方法を見てきましょう。

飲酒後の入浴、なぜいけない?

 飲酒中や飲酒後すぐに入浴をすると、血行が良くなりすぎることで血圧の病気や発作を引き起こしてしまう危険があります。

 もともと、飲酒は血行を良くする効果があり、入浴自体にも同じ血行を良くする効果があります。2つの効果が高まりすぎた結果、血圧が急に上がったり、心臓に大きな負担がかかったりすることで、内臓系の病気リスクが高まります。

飲酒中、飲酒後のサウナはかなり危険

 飲酒後にお酒を抜こうとして汗をたくさんかくために、サウナを選ぶという人もいるかもしれません。ですが「汗をかけばアルコール分が出ていって、早く酔いが冷めるのでは?」というのは、間違った考えです。

 アルコール健康医学協会によると、飲酒後の入浴は、血液が筋肉に対して流れてしまうため、肝心のアルコールを分解する内臓に血液が集まらず、結果的にアルコールの代謝速度が遅くなってしまうとのこと。つまり、アルコール分解はむしろ遅くなるということです。

 血圧の低下から脳卒中を起こす危険性もあります。サウナで飲酒後を過ごしていたら、脱水が進み、熱中症で死亡するという事故も起きているようです。

 酔いが回っているうちは、入浴を避け、事故を未然に防ぎましょう。

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