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» 2016年05月29日 07時30分 UPDATE

近未来の健康ガジェット:腰痛予防によさそう 猫背などを警告するウェアラブルベルト「Backbone」

自分ではなかなか気付きにくい姿勢の悪さを、センサーと専用アプリで記録し、猫背や反り腰などを振動で警告してくれる「Backbone」という製品があります。クラウドファンディングはすでに成立していて、一般販売が待たれます。

[ジャイアン鈴木,ITmedia]

 正しい姿勢は健康にとって非常に重要な要素です。猫背、反り腰、ねじれなど不自然な姿勢を長く続けていれば、筋肉の硬直、骨のずれ、血行悪化などを引き起こし、深刻な体調不良を招きかねません。そこで今回ご紹介したいのが、スマートフォンと連携する姿勢矯正ベルト「Backbone」です。

Backbone 姿勢矯正ベルト「Backbone」、第一次出荷2016年5月/第二次出荷2016年11月、希望小売価格100ドル

 Backboneには、取り外し可能なコントロールユニットが装着されており、その中にセンサーやバイブレーターが内蔵されています。背中から背負うようにベルトを装着してから、専用アプリを起動して「START」を押すと、装着者の姿勢のモニターが始まります。モニター中に猫背や反り腰など不自然な姿勢に変化するとコントロールユニットが振動し、加えてスマートフォンの専用アプリに警告が表示されます。これにより姿勢の悪化にすぐ気付けるので、正しい姿勢を維持し続けられるわけです。

Backbone ベルトは背負うように装着します。荷室のないバックパックのようなものですね。留め具はマジックテープを採用しており、素早く装着可能です
Backbone 背中の部分にこのようなセンサーとチップを備えた基板が入っています
Backbone モニター中に姿勢が悪化すると、ベルトに装着したコントロールユニットが振動し、同時にアプリに警告が表示されます。またアプリには、正しい姿勢と悪い姿勢をとっていた時間がリアルタイムでグラフとして表示されます

 アプリはiOS用とAndroidが用意。このアプリでは、1日ごとの姿勢の変化をグラフで確認することが可能です。なお、姿勢の悪化を知らせるバイブレーションは、コントロールユニットとスマートフォンの両方に設定できますが、スマートフォンにメールなどの通知が来たときにコントロールユニットを振動させて知らせる機能も搭載しています。

 FAQにはApple WatchやAndroid Wearなどのスマートウォッチ用アプリのリリースが予告されています。スマートフォンだけでなく、スマートウォッチとも連携できれば、スマートフォンをバッグに入れたまま利用できるのでさらに便利になりそうです。

Backbone 姿勢の変化は1日ごとに時系列で確認できます。正しい姿勢を続ければ腹筋・背筋が鍛えられます。少しずつ正しい姿勢の時間が長くなれば、励みにもなるでしょう

 Backboneは1回充電すれば、1日8時間利用した場合でも7〜14日間連続で動作します。内蔵されているバッテリーは800〜1000回充電可能なので、約2年間バッテリー交換不要だとのことです。

 モニター中にスマートフォンのバッテリーが切れるなどして接続が失われた場合は、当然スマートフォンへの通知は行なえなくなります。しかし、姿勢のモニタリングと、姿勢が悪化した場合のバイブレーション通知などの限られた機能は継続されます。

 ベルトにはチャコールブラックとボーンホワイトの2色が用意されています。装着感が気になるところですが、ストラップは最薄部0.25〜最厚部5インチ(6.35〜12.7ミリ)とのこと。春、秋、冬は問題なさそうですが、Tシャツ1枚で活動したい夏場は室内限定で使用したほうがよさそうです。

Backbone 春や秋に着るような薄手のジャケットを羽織れば、Backboneを装着していることは分かりません

 筋力はよほど鍛え続けなければ少しずつ衰えていくので、それにつれて姿勢も悪くなりがちです。しかし本製品を装着して正しい姿勢をとり続ければ、筋力の衰え、姿勢の悪化を最低限に抑えることができるでしょう。PCに向かって座り続けて仕事している方には特に気になる製品ではないでしょうか?

 BackboneはKickstarterで出資を募っていましたが、5月4日に支援募集期間は終了しており、残念ながら現在購入はできず、予約も受け付けていません。もし入手したいのであれば、Facebookページ(https://facebook.com/GoBackbone)をまめにチェックしてみましょう。

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