その歩き方で大丈夫? 「ZIKTO Walk」で姿勢を正しく美しく!(2/2 ページ)
「歩きスマホ」と指摘されまくる日々
実際、ZIKTO Walkを手首に巻いて歩いていると、ふとした瞬間に振動で注意を促されます。筆者の場合は「PH」(歩きスマホ)を頻繁に指摘されてしまいました。それもそのはず。さすがに画面を見ながら歩いてはいませんが、移動中はスマホを手放さず、いつでもスマホを見られるように、スマホを持った腕は常に上がりっぱなしだったからです。
「MU」(猫背)もよく指摘されました。これは歩きスマホと交互に言われることが多かったのですが、Ingressというバーチャル陣取りゲームをするために歩いているときがほとんどでした。夜中、人気の少ない住宅街で、ちょくちょく立ち止まってはスマホの画面をチェックしているのですから、首は下がり、手は上がったまま、のろのろ・・・・・・。典型的な猫背だったのだと思います。
雨の日に傘をさしていたら歩きスマホだと言われたことはありますが、それ以外は確かにそういう歩き方をしていたので、弁解の余地はありません・・・・・・。
なぜZIKTO Walkがそこまで分かるのかというと、足の動きと腕の振り方から、どのような歩き方をしているかを分析しているからです。
ここにたどり着くまでに、2014年から正常な歩行をする人達の歩行を測定しつづけ、データを集めて分析を重ねてきたといいます。おかげで、ウォーキングインストラクターと歩いているような気分になれます。
たくさん歩いているはずが、なぜか体はガチガチに凝っていた
頻繁に指摘されていると、やはり気にせざるをえません。まずは指摘されない歩き方を心がけなくてはと思ったのですが、同時にあることに気付かされました。
ゲームのおかげで1日の歩数は1万歩以上に達することがよくあります。数字だけ見れば、健康的に活動しているように見えますが、実は体はガチガチだったのです。
腰に痛みを感じることがありましたが、特にひどかったのが背中全体でした。仕事中など、同じ姿勢でいてから椅子から立ち上がろうとすると、体全体がギシギシしたような、鈍い痛みを起こすようになっていました。むくみも日常茶飯事で、こんなに毎日活動しているのに、どうしてこんな体調なんだろうと疑問でした。
ZIKTO Walkに歩き方を指摘されるようになって分かったことは、歩いているとき上半身がほとんど動いていなかったということでした。両腕はスマホに添えて上げたまま、首は下に傾け、膝から下だけでのとぼとぼとペタペタ歩き。さらに重たい荷物の入ったバッグを左肩に提げているときは背骨が斜めに、斜めがけにしているときは、背中と腰をベルトで固定したような状態になっています。
そんな姿勢を続けたまま、ろくにほぐすこともない生活を続けていたため、歩けば歩くほど調子が悪くなっていたのです。最近は特に痩せにくくなったと感じていますが、これではいくら歩いても効果はでないですね。
体形バランスを整える動画がけっこういい!
ZIKTO Walkのアプリには、ZIKTO Walkを右手首につけて20秒歩くことで、体形のバランスを測定する機能が用意されています。
実際にやってみたところ、ボディと腰に問題がありそうだと分かりました。また、想像したとおり、いつも鞄のベルトをかける左肩が上がっていました。腕を振って歩いただけで、そんなゆがみもバッチリ検出されてしまうとは驚き。
「だったら、どうしたらいいの?」という問いに答えるかのように、ZIKTO Walkでは対策として3種類のエクササイズを紹介しています。これが個人の状態で違うかどうかは未確認ですが、私の場合、「Side Plank」「Reverse Crunch」「Hip extension balance」を見ることができました。動画は韓国語ですが、英語の解説と動画付き。文字や言葉は分からなくても、動画そのものを見ればやり方は理解できますし、それぞれ3セット分用意されているので、真似をしているだけでOK。
激しいエクササイズではないものの、全身の筋肉をカバーしているので、動画と一緒に一通りやっているとじんわり汗がでてきました。Side Plankではヨロヨロしたりして、自分の筋肉の弱い部分がハッキリ分かり、そのためにゆがみやすいのかもと思わされました。これならできそうと思えるところもポイントです。すべてとはいわなくても、毎日どれか2つずつはやろうと決め、現在実践中です。
「姿勢よく歩こう!」 着けていると意識が変わるデバイス
「こんなに歩いてるのに太った」というのは自虐ネタとしてよく使っていたのですが、太りやすい年齢になっていることもあり、このまま歩き続けても、果たして健康維持につながるだろうか? という疑問はありました。ZIKTO Walkを使ったことで、自分の歩行が間違っていたと気付けたのは大きな収穫です。歩き方や姿勢が大事なんて当たり前と思われるかもしれませんが、実践できているかどうかは別なのです。
可視化をするだけという活動量計がまだまだ多い中、歩き方と姿勢をチェックし、具体的なエクササイズを提案しているので、改善へと一歩進めるところがメリットといえるでしょう。
姿勢を保つためのエクササイズの実践もさることながら、自分なりに、もう少し荷物を減らす、ゲームのために歩くときは軽いショルダーバッグだけにする、できるだけ前を向いて歩くことを心がける、腕の振りと上半身の動き(ひねり)を意識する、歩幅は広めに、ダラダラ歩きを止める、の6つを心がけようと考えています。
できれば、歩数の中で、姿勢良く歩けた歩数と、その消費カロリー、なんていう項目があったら面白いかもしれません。
ちなみに、活動量に関する表示はかなり簡素です。また睡眠はかなり長めに記録されてしまい修正できないので、今後の改善が期待されます。
関連記事
- 「黒いラバーはもうたくさん……」な人に贈る バッテリーが8カ月持つ大人の活動量計「Withings Activite」使用レビュー
これまで約1年に渡って活動量計を身につけ続けた筆者。さすがに「もう黒いラバーはお腹いっぱい」と感じるようになってしまったが、そんなタイミングで再会した“とある新製品”に心を奪われた。 - ドコモが1万円以下で売る「Runtastic Orbit 01」のコスパは?
1万円以下で購入できるのが魅力の活動量系「Runtastic Orbit 01」。1週間試してみてわかった使用感からそのコストパフォーマンスを考えてみた。 - ついに登場した「UP3 by Jawbone」 1カ月使用レビュー
心拍センサーを新たに搭載した「UP3 by Jawbone」。発売前の1カ月間触ってみて分かった使用感をご紹介します。 - “おしゃれ”を追求した活動量計「Fitbit Blaze」「Fitbit Alta」
Fitbitから、より服などと合わせやすいよう、ファッション性を追求した活動量計の新モデル「Blaze」と「Alta」の国内発売が発表されました。Altaは5月20日から、Blazeは6月中旬から販売が始まります。 - 第53回 MISFIT SHINE 2で睡眠を計測したら見えてきたこと
最近の活動量計の多くが、睡眠の状態を可視化する機能を備えている。MISFITの最新モデル「SHINE 2」は、ボタン電池で約半年動作する活動量計で、睡眠の自動計測機能を備える。1カ月ほど使って見えてきたことを紹介したい。 - 新卒女子が「Apple Watch」より「Fitbit Charge HR」にひかれた理由
ウェアラブル端末というものがあるらしい。ガジェットに不慣れな入社したての女子社員が発売直後の活動量計「Fitbit Charge HR」を使ってみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
不二家の「プレミアムショートケーキ(国産苺)」が半額に! 3日間限定キャンペーン
-
中山美穂、金髪&ミニ丈の大胆イメチェンに視聴者びっくり! “格付け”出演の最新ビジュアルに「誰だか分からなかった」
-
日本エレキテル連合・中野、ネタで酷使し容姿に異変→手術を決断 「ダメよ〜、ダメダメ」でブレイク、2022年にがん公表
-
動物病院の会計中、振り返って愛犬を見たら…… “柴らしい”もん絶級の光景に「天使かよ!」「帰れるもんねw」
-
ミス筑波大モデル、25キロ減量したビフォーアフターに「ホント凄い」 整形疑う声も「元々は埋もれてたようですね」
-
上沼恵美子さん直伝「ホタテの一番おいしい食べ方」に絶賛の声続々! 「発想が主婦目線」「マネして作ってみます」
-
「ハンガー・ゲーム」出演俳優、撮影中の性的暴行被害を告白 泣きながら撮った当時の写真添え「すごくつらかった」と胸中明かす
-
【今日の計算】「8×4−2+1」を計算せよ
-
1歳赤ちゃん、寝ぼけまなこの謎行動が150万再生突破 「仕事の疲れ、吹っ飛んだ」「少し出ちゃったの可愛すぎ」
-
「めざましテレビ」“新お天気キャスター”が「美しすぎる」と注目 ミス東京GP獲得から約4カ月で
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
- 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
- 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
- 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
- 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
- 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
- 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
- パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
- “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
- 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
- 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
- 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
- 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
- “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
- 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」