コラム
» 2016年06月17日 06時00分 UPDATE

睡眠は体内酵素を増やすチャンス! 痩せる、免疫力UPの時間

よく「睡眠不足になると太る」といわれていますが、これは睡眠中に増える「体内酵素」が関係しているようです。

[石原亜香利,ITmedia]

 「最近ちょっと太ってきた」「食事量を減らしてもなかなか体重が減らない」――。それは、もしかしたら睡眠不足が原因かもしれません。実は、睡眠中には「体内酵素」が活性化しています。体内酵素には、食物酵素と代謝酵素の2種類がありますが、中でも、代謝酵素が活性化されれば、眠ることで痩身(そうしん)効果が得られるといわれています。そんな睡眠中の体内酵素について探ってみます。

体内酵素

食物酵素の働き

 人間の体の中には「酵素」があり、もともと「消化酵素」と「代謝酵素」が備わっています。そして食事をして入ってくる「食物酵素」によって、消化と代謝が助けられています。

 消化酵素は、食べたものを消化するために必要な酵素です。例えば、でんぷんを消化する「アミラーゼ」と、たんぱく質を分解する「プロテアーゼ」、脂肪を分解する「リパーゼ」などがあります。これらの酵素は、それぞれが担当する栄養素を消化するために働き、エネルギーへと変える重要な役割を担っています。

代謝酵素の働き

 消化酵素が消化した食べ物がエネルギーに変わったら、そのエネルギーを体内で活発に働かせるために必要になるのが代謝酵素です。運動時はもちろん、各臓器を正常に働かせ、脳の活動、呼吸、肌の新陳代謝など、さまざまな活動をサポートします。

 しかし、1日に作られる酵素の量は一定であるため、食べ過ぎなどで酵素が消化に使われてしまうと、代謝に使われる量が減るため、代謝が低下してしまいます。代謝酵素が活性化しない体は、太りやすく、肌の不調や老化などを招き、新陳代謝の悪い状態になってしまうのです。

寝る前に食べると代謝が弱まる

 この代謝酵素は、特に寝ている間に活性化するといわれています。よって、睡眠中は、代謝が活発になる時間というわけです。

 睡眠中に代謝酵素をより活性化させられれば、脂肪の代謝が促進されるので痩せやすくなり、さらに肌のターンオーバーも滞りなく行われるため、肌の調子も整いやすくなります。さらに言えば、免疫力も上がりやすくなります。

 代謝酵素を、睡眠中により活発に働かせるためには、やはりたっぷり眠ることと、早く寝ることが重要だと言われています。

 しかし、睡眠中、消化酵素に酵素が使われてしまうと、代謝に酵素が使われにくくなってしまいます。そこで寝る3時間前になったら食事は避け、代謝酵素が最高に働く状態を作り出しておくことが大切なのです。睡眠中はひたすら酵素が代謝に集中できるようにするのがポイントです。

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