コラム
» 2016年09月12日 07時00分 UPDATE

ガラスを割らない自信がなければApple Care+には入っておこう! iPhone 7の補償サービスを考える (1/2)

「iPhone 7」や「iPhone 7 Plus」を購入する際に検討する必要がある、「Apple Care+ for iPhone」への加入の是非。今回は、画面の修理代金が安くなったので、加入しておいた方がよさそうです。

[園部修,ITmedia]

 9月9日から、iPhone 7およびiPhone 7 Plusの予約受け付けが始まりましたが、発売までの間にいくつか考えておくことがあります。料金プランをどうするかは、格安SIMなども含めると選択肢非常に多いので今回は置いておき、iPhoneの保証をどうするかを考えてみたいと思います。

Apple Care+ こうなる前に

Apple Care+は画面の損傷修理が安くなったのでお得に

 Apple Care+ for iPhoneは、iPhoneの延長保証プログラムで、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートが、どちらも2年間に延長されます。それに加えて、過失や事故による損傷に対する修理などのサービス(割引価格での修理)を、2年間で最大2回まで受けられるようになります。非加入の場合との最大の違いは、この過失や事故でiPhoneを壊してしまったときの修理料金と、2年目以降の修理対応です。

 Apple Care+ for iPhoneの価格は1万5984円(税込)です。一番安いiPhone 7 32GBモデルの価格は7万8624円、一番高価なiPhone 7 Plusの256GBモデルの価格が10万2384円ですから、本体価格の約16%〜20%ほどの保証料ということになります。そう考えると、決して安くはないので、加入するべきかどうか、悩む人も多いのではないでしょうか。

Apple Care+

 Apple Care+に加入するには、新しいiPhoneと同時か、iPhoneの購入日から30日以内に、直営店のApple Storeで購入(iPhoneの点検と購入証明書の提示)、もしくは電話で申し込み(自身によるリモート診断と購入証明書の提出)の必要がありますので、早めに決断しなくてはなりません。

 ということで、簡単に計算をしてみましょう。Apple Care+に加入した場合の修理代金と、非加入の場合の修理代金を比較してみます。

 Apple Care+に加入していれば、落として画面を割ってしまったり、何かにぶつけて本体が壊れてしまったりしたときに、特別価格での修理がしてもらえます。ディスプレイ部分のみの修理の場合、価格は3672円(税込)です。修理が本体に及ぶ場合は1万2744円(税込)です。未加入の場合、iPhone 7 Plusの画面の修理は1万5984円、本体の修理は3万7584円。iPhone 7の画面の修理は1万3824円、本体の修理は3万4560円(いずれも税込)です。

AppleCare+の有無によるiPhone 7の修理代金の違い
修理内容 AppleCare+なし AppleCare+あり
画面の修理1回 1万3824円 1万9656円(3672円+1万5984円)
画面の修理2回 2万7648円(1万3824円+1万3824円) 2万3328円(3672円+3672円+1万5984円)
本体の修理1回 3万4560円 2万8728円(1万2744円+1万5984円)
本体の修理2回 6万9120円(3万4560円+3万4560円) 4万1472円(1万2744円+1万2744円+1万5984円)
バッテリーの修理 1万152円 1万5984円(0円+1万5984円)
※価格は税込

AppleCare+の有無によるiPhone 7 Plusの修理代金の違い
修理内容 AppleCare+なし AppleCare+あり
画面の修理1回 1万5984円 1万9656円(3672円+1万5984円)
画面の修理2回 3万1968円(1万5984円+1万5984円) 2万3328円(3672円+3672円+1万5984円)
本体の修理1回 3万7584円 2万8728円(1万2744円+1万5984円)
本体の修理2回 7万5168円(3万7584円+3万7584円) 4万1472円(1万2744円+1万2744円+1万5984円)
バッテリーの修理 1万152円 1万5984円(0円+1万5984円)
※価格は税込

 こうしてみると、画面を割ってしまっても、2年間で1回修理するだけなら、Apple Care+に加入していない方が安上がりです。2年間落とさずに使える自信があれば、Apple Care+に加入しないという選択肢もあるでしょう。ただ、画面の修理2回、もしくは本体の修理になった場合は、Apple Care+に加入していた方が安く済みます。

 ただし気を付けなくてはいけないのは、Apple Care+にはいろいろと優遇されるケースがあることです。例えば自然故障などで修理をする際にGenius Barに持ち込むと、Apple Care+に加入している場合は、その場ですぐ本体交換で対応してくれることが多く、待ち時間が短い傾向があります。非加入の場合は、預かり修理になることも多いです。また「エクスプレス交換サービス」といって、指定の配送業者がiPhoneの交換機をすぐに届けてくれ、引き換えに壊れたiPhoneを渡すだけでいいサービスなども追加料金なしで利用できます。Genius Barの予約がなかなか取れないときなどにも便利です。

 例えばiPhoneを落としてしまったとき、画面だけが割れたように思えても、本体内部にダメージが加わっていて、ディスプレイのみ交換しても正常動作しないことがあります。そんなときは修理代金が本体分になりますので、2年間で1回でも落として壊してしまう可能性がありそうなら、Apple Care+には加入しておいた方が良さそうです。

 Apple Care+に加入し、幸い2年間何事もなく過ごせたとしても、バッテリーの蓄電容量が本来の80%未満に劣化していればバッテリーを無償で交換してもらえます。バッテリーは2年も使うと劣化する可能性も高いので、長く使いたいならApple Care+は無駄にはならないでしょう。

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