コラム
» 2017年01月24日 06時00分 UPDATE

作り置きにぴったりの「マリネ」が料理ベタにもおすすめな理由

SNS映えもする見た目の華やかなマリネは、作るのも簡単。もし料理が苦手だとしてもぜひチャレンジしたいところです。そのマリネの仕組みに迫ります。

[石原亜香利,ITmedia]

 「マリネ」といえば、サーモンやプチトマトなどがよく使われる、酸味のきいたおかず。見た目も華やかでオシャレに見えるのでSNS映えもします。

 実はこのマリネ、忙しい方や料理ベタな方にぴったりの便利な調理法のようです。そこで、マリネという言葉のそもそもの意味や、食材にどのような効果をもたらすのか、簡単なマリネの作り方とおいしくするコツを管理栄養士の方に聞きました。

取材協力:薬樹株式会社

首都圏を中心に約150店舗の保険薬局を展開。管理栄養士に気軽に相談できる新しいカタチの薬局として未病予防対策にも力を入れている。地域の人々の「健康ナビゲーター」として予防医療や在宅訪問での健康や薬のアドバイス、また社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。著書に「薬局の管理栄養士が考えた健康ごはん」PHP研究所。HPでは健康レシピを毎週更新。


作り置きにぴったり! 「マリネ」とはそもそも何?

 今回お話を伺ったのは、薬樹株式会社の管理栄養士の方。まずは「そもそも、マリネって何なの?」という人のために、マリネの基本を教えてもらいました。

 「マリネとは、フランス語で“肉や魚、野菜などを漬け汁に浸す調理法”、またその“料理”を指します。食品の保存のために使われた調理法であるため、一般的に漬け汁は酸味があることが多いです。マリネは、今、はやりの“作り置き”にぴったりの調理法といえます」

 マリネといえば「酢」というイメージがありますが、必ずしも漬け汁は酢ではないようです。ただ、保存目的であることから、酸味のある酢が定番になっているようですね。

マリネの漬け汁は素材をおいしくする効果も!

 保存のために、材料を漬け汁に浸すというマリネ。マリネにすると、素材そのものがおいしくなる効果もあるようです。

 「マリネにする食材は、主にタンパク質からなる肉や魚が特におすすめです。タンパク質は酸性の液体に入れ、pHが低下すると保水性が高くなるため、やわらかくジューシーに仕上がりやすくなるためです。酸味のある漬け汁が良い理由はここにもあります。

 ひと手間かける時間のある方は、マリネした肉や魚を加熱調理してみてください。とてもジューシーに仕上がります。タンパク質は加熱すると凝固するため、より水分が外に出にくくなるからです」

マリネは料理ベタでも簡単に作れる!

 そこで管理栄養士の方に、マリネの基本的な作り方を教えてもらいました。

 「マリネは材料を酸味のあるものに浸したり、ちょっと焼いたりするだけで簡単においしくできるため、料理に不慣れな方にもおすすめの料理です。基本的には(1)肉や魚、野菜などの材料を切る、(2)マリネ液に浸す、(3)冷蔵庫で保存、の3ステップで作ることができます。

 マリネ液はお好みで構わないですが、『オリーブ油:レモン汁(またはお酢)』を『1:1』で混ぜ、しょうゆや塩などの塩味を少々加えるとおいしく仕上がります。からい味がお好きな方はマスタードなどを入れてもおいしくなりますよ。

 冷蔵庫に保存する時間がない場合は、材料を切った後に軽く炒めたり揚げたりして加熱してからマリネ液に浸すとおいしく召し上がれます」

 本来、マリネは、漬け込むことで保存性を高めるための調理法の1つ。お弁当の作り置きなどにも重宝します。料理の腕に自信がない人は、まずはマリネから始めてみるのもよさそうです。

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