「飲み会が苦手な人見知り」がぼっちで食事を満喫する方法人見知りの達人(4/4 ページ)

» 2017年02月04日 06時00分 公開
[中山順司ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

なじみの店は作らない

 閑話休題。

 さて、人見知りでもボッチで居酒屋に入るというハードルは越えることができた。やってみたら、意外に楽しいものだということも知れた。しかし、人見知りはなじみの店を作らない。

 店員に声をかけられたくないし、顔を覚えられるのもイヤなのだ。理由は簡単で、人と関わりたくないからである。一人になりたくてボッチで来店しているのに、

 「おや、中山さん。お久しぶりですね」

 「ごぶさたしてたね」

 「どうですか、お仕事のほうは」

 「いや〜、このところバタバタしててさ」

 「おたがい様ですね。じゃあ、いつもの?」

 「あぁ、いつものでよろしく」

 とかってひとくだり、絶対にしたくない。うっとうしいことこの上ない。

 人見知りが居酒屋で発したくない言葉ランキングトップ3に入るのが、「いつもの」である。残りの2つは……なんだろう(笑)。もしも店員に顔を覚えられたら、それを機に二度と行かない。店内では、喧騒(けんそう)に紛れて無になりたい。店員に存在を忘れられるくらいで良い。我ながら、人見知りとは扱いづらい生き物だと思う。

(僕らって)友達じゃないんだな…と思い知る瞬間

 いつもは人見知りの細かすぎる生態を解説していますが、次回はちょっと趣向を変えて、「あ、(僕らって)友達じゃないんだなと思い知る瞬間10選」というのを書いてみようと思う。

 人見知りだって、数は少ないけど友達がいる。「友達といえば友達かな?」くらいの微妙な間柄というのもあって、そんな相手と過ごしているふとした瞬間に、「あ、われわれは友人ではないのか……そうだよな、友人だと期待した自分がばかだった……」と気付かされて、ブルーになるかなしい瞬間があるのだ。

 人見知りだけでなく、社会人なら誰でも膝を打つ記事になると思う。こうご期待。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」