好きなものでも甘いものでも食べていい「究極のダイエット」こそスポーツバイクなのだ!
食べることが大好きな筆者はいつもどこかで何か食べているみたい…と、Google+フォトを見返して感じた。
最初にお伝えしておくと、筆者はお酒もタバコもしない健康優良児だが、とにかく食べることが大好きである。特に甘いものや、ハンバーグなどの高カロリー料理には目がない。そして現在、食事制限を一切せず体重が増えていない。それはなぜか?
そう、それはロードバイクやクロスバイクといったスポーツバイクをたしなんでいるから。糖質制限ダイエットや、炭水化物ダイエットという言葉があるが、そういうものを一切気にしなくていいのが、「スポーツバイクダイエット」なのだ。
自転車乗るには甘いものを食べるべき
自転車、特にスポーツバイクは、とにかくカロリーを消費するスポーツである。そのため、ロードレースなどではほかのスポーツとは違い補給食と呼ばれる軽い食事を取りながら競技をするのだ。
特にロードバイクに慣れてくると、1日100km走って「ああ、そこそこ運動したかな」というレベルになる。しかしながら、消費カロリーはどうだろう。100kmほど走行すると、条件にもよるが3000〜5000kcalといった膨大な量のカロリーを消費するのだ。
3000〜5000kcalというのは、成人男性が必要とするカロリーの2日分相当に匹敵する。したがって、自転車乗りは大量のカロリーが必要となるわけ。
さらに、ダイエット目的でスポーツバイクに乗る人は甘いものを食べない傾向があるが、実は逆。ダイエット目的の人こそ、甘いものを食べてしまおう。スポーツバイクのような長時間の有酸素運動をする際には脂質もエネルギーとして消費する、つまり脂肪を燃やすわけだが、その燃やす燃料が糖分ということになる。したがって、スポーツバイクに乗るときには積極的に甘いものを食べていきたい。
食べるのをガマンして走るとどうなる?
筆者は幸い? にもやせ型ではない。むしろ太めである。身体中にエネルギーを蓄えていると言ってもいい。そこで以前、水以外の一切の補給をせずにどこまで乗れるのか試したことがあった。
前半は軽い向かい風であったが、軽快に走行することができた。だが、反応がでてきたのは50kmほど走行してから。妙に空腹を覚え始めたのだ。
その後もできるだけ速度を維持しつつ走行していたのだが、結果として85km地点で空腹に耐えられなくなりコンビニに向かうこととなった。この状態は恐らく「ハンガーノック」の手前であったと思われる。
「ハンガーノック」は、マラソンや自転車競技といった長時間の有酸素運動を行う競技にみられる症状で、体内のエネルギーが枯渇してしまい身体が動かなくなってしまうものだ。さらに症状が続くと、意識不明になってしまうほど危険な症状なのだ。
今回試したところ、軽い向かい風こそあったものの、平坦のサイクリングコースを50kmほど走行したら軽い空腹を覚えてきた。したがって、50kmに1回ペース(ヒルクライムなどはもっと積極的に)で、補給食などを口にしたほうが良いかもしれない。身体に脂肪を持っている筆者でさえそうなのだから、補給食はとても大事なものなのだ。
だからといって食べ過ぎには注意!
運動をしたあとの食事は格別おいしい。どうしてこんなにおいしいものがあるのだろうと思えるほど、おいしいのだ。すぐに身体に吸収されているような感覚さえ覚える。だが、ちょっと待ってほしい! 自転車に乗っているからって、制限なく食べていいわけではないのだ。
特にロングライド中などは食べても良いかもしれないが、自転車に乗らない日はほどほどに制限すること。そうしないと、自転車で消費するカロリー以上に、摂取カロリーが増えてしまう。そうなると、何のために自転車に乗っているのか分からなくなってしまうのだ。
また、運動直後にいきなり食事を取るのも待った方がいいようだ。運動後すぐはは、身体がエネルギーを求めている状態になっているため、食事で取ったエネルギーを吸収しやすい状態と言える。せめて、20分〜30分ほど待って身体が落ち着いてから食事を取ったほうが健康には良い。
最初に食事制限せずに体重が増えないと伝えた筆者。増えないだけで減りもしない。それはなぜか。ご飯がおいしくてつい大盛り食べてしまうからである……反省。
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