体重が最も重たい1週間はいつ? 「インターバル速歩」で解消

多くの人が陥るといわれる正月太り。解消のためには、積極的に歩くことがポイント。同じ歩き方でも、より効率的な歩き方をご紹介します。

» 2016年01月10日 06時00分 公開
[石原亜香利ITmedia]

 多かれ少なかれ、正月に体重が増えてしまうのはみな共通。やはり正月は、一年のうちでも運動量が減ることがデータで判明しています。増えた体重をなかったことにするためにも、ちょっとした歩行でも効果を上げることのできるコツをチェックしておきましょう。

体重

正月太りはみんなの課題!

 ドコモ・ヘルスケアが提供する、体重や睡眠時間、歩数などのデータを登録できるサービス「WM(わたしムーヴ)」に蓄積されたデータのうち、2015年の週ごとの平均体重で最も重かったのは、1月5日〜11日。体重の増加量もこの週が最も大きく+0.55kgだったといいます。これは、まさしく正月休みによる影響と考えられます。

 さらに、年末年始を含む2014年12月29日〜2015年1月4日の週が、最も平均歩数が少なく5206歩。年間平均6372歩を大きく下回っています。このことから、正月太りの原因として「歩かない」こと、つまり運動量の大幅な減少が影響していると考えられます。

歩き方を変えて運動効率を上げよう

 もはや国民的課題といえる正月太り。対処するためには、できるだけ歩くことを念頭に置くのが良さそうです。けれど、ただ歩くだけでは、それほど負担のかかる運動にはならず、エネルギーを大量消費させることは難しいといわれています。

 そこでおすすめなのが、歩き方を工夫すること。特に下半身の筋肉は全身の筋肉の半分以上を占めるといわれているため、太ももやふくらはぎの筋肉をしっかり使って歩くことで、筋肉量の減少を防ぐことができるといわれています。ちょっとした歩行や動作でも、太ももやふくらはぎの筋肉を意識するようにしましょう。

無理なく筋力アップの「インターバル速歩」も

 よりウォーキングの効果を上げるために有効といわれている方法として、「インターバル速歩」が注目されています。「ゆっくり3分歩行」と「さっさか3分歩行」を繰り返す歩き方です。低負荷・高負荷を組み合わせることで、筋力や持久力を無理なく高められる画期的な方法で、筋力が衰えがちな正月休みには最適な運動といえます。

 NPO法人熟年体育大学リサーチセンターの実験では、平均66歳の中高年が4カ月間の「インターバル速歩」を行ったところ、血圧や空腹時血糖、中性脂肪などの生活習慣病指標が改善しました。よって、インターバル速歩は、高血圧や高血糖、肥満などを改善する効果があるということ。ぜひ正月太りを取り戻すために、取り入れてみてはいかがでしょうか?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」