星5つ! セブンイレブン「十六穀米入り御飯と鶏と野菜の甘酢あん弁当」をレビュー!

今回選んだのはセブンイレブン(製造:武蔵野)の「十六穀米入り御飯と鶏と野菜の甘酢あん弁当」(498円/税込、店頭価格)だ。

» 2016年03月23日 06時00分 公開
[小林誠ITmedia]

 コンビニや通販などで手軽に買える注目商品の中から、健康に配慮されたものを取り上げて一言レビューする「飲み食いしつつもヘルスケア」。今回選んだのはセブンイレブン(製造:武蔵野)の「十六穀米入り御飯と鶏と野菜の甘酢あん弁当」(498円/税込、店頭価格)だ。

オススメ度(10段階評価)


1品1品の味が「あれ?どこかで……」それじゃあ筆者はもう高得点あげないよ

 この弁当を食べてね、おいしいですよ。おいしいけどね、これに7点とか8点はどうなんだ、と。味だけならそうでしょう。しかも500円しないってんだからすごい。ですが筆者は大幅に減点しましたね。

 まず似たような弁当を過去に食べた記憶がある、というのがいけない。まったく同じではないですけども、十六穀米やひじきのおひたしや金平ゴボウ、鶏唐の黒酢和えと、単品では既に知る味ですよ。そこにオリジナリティはあるのかと。筆者は鋭く追及しますよ。

 が、無論ね、厚焼き玉子の焼き具合がこれまでよりも焦げ具合を強めているとか、レンコンや揚げジャガイモの黒酢あん和えという組み合わせとか、なるほどこれは新しいと思う部分もありました。そこは偉そうに上から目線でレビューする筆者も素直に認めますよ。やりおるわ、と。

 しかしね、この黒酢攻撃によって、おおむねおかずは全部甘辛く感じてしまうわけですよ。味が濃いからご飯に合うけど、結果、十六穀米の素朴な柔らかい味を楽しめる余地はない。それは十六穀米弁当としてどうなんだと。筆者はね、やはり1品1品の味が素直に届く、そういう弁当が高得点にふさわしいと思うのですよ。

 だから筆者はもうコンビニ弁当でね、健康をうたう、ヘルシーを連想させる弁当が出てきたとしてもね、厳しめ評価ですよ。おいしいですよ。ただの弁当より健康にも良いかもしれない。だが同じような味で新作だ新商品だと出てきてもね、筆者の心はもう動かされないね。コンビニ弁当には高いハードルが課される時代ですよ。ええ、筆者が今の気分で勝手に書いているんですけどね。

公式情報

3種のお酢を使用し、味に深みを与えた鶏の甘酢あんのお弁当です。副菜にごまの風味が利いたきんぴらと、ひじき煮を添えました。

栄養成分

熱量 612kcal
タンパク質 25.2g
脂質 11.3g
炭水化物 102.6g
ナトリウム 1.3g

健康に配慮した食べ物/飲み物を片っ端からレビューしまくる!

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