福岡県飯塚市主催の「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2016」 エントリー受け付け中
協賛企業から出題されたテーマに沿った作品を募集する、スマートフォンアプリのコンテスト「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2015」が今年も開催される。グランプリ賞金は30万円。
福岡県飯塚市が、スマートフォンアプリの開発コンテスト「e-ZUKA スマートフォンアプリコンテスト2016」の応募作品を募集している。2016年度は、エントリーシートの提出締め切りが7月31日、企画書の受け付け締め切りが8月31日。最終審査と表彰式は例年通り九州工業大学の工大祭(大学祭)に合わせて11月21日に九工大飯塚キャンパスで行う。
e-ZUKA スマートフォンアプリコンテストは、2012年から飯塚市が主催しているアプリケーション開発コンテストで、協賛企業が出題するテーマに合わせてスマートフォンやタブレット向けのアプリを開発し、そのアイデアやデザイン、技術力などを競う。個人または個人のグループで応募でき、居住地や、学生か社会人かなどは問わない。
エントリー後にアプリケーション企画書やサンプル動画などを提出し、その後の審査を経て、11月下旬の最終審査と表彰式でグランプリほか入賞作品が決まる。グランプリ賞金は30万円。そのほか飯塚市長賞、協賛企業賞が用意されている。
協賛企業は、IDCフロンティア、アシアル、アライドアーキテクツ、飯塚病院、オプティム、グルーヴノーツ、シャープ、StartupGo!Go!、タカハ、トヨタ自動車九州、TRIART、ヌーラボ、アイデアファクトリー、ハウインターナショナル、パソナテック、福岡県済生会飯塚嘉穂病院、富士通、ブロードバンド推進協議会、横河レンタ・リース、リンクトブレイン。テーマは大きく3つあり、1つ目が子育て・学習・趣味、2つ目が生活(仕事)の利便性向上、3つ目が健康・医療・介護。
出題企業とテーマは以下の通りだ。
出題企業 | テーマ |
---|---|
テーマ1:子育て、学習、趣味 | |
オプティム | 常時接続されたネットワークカメラ・Webカメラを使った、アプリ・サービス |
シャープ | 仲間と楽しめる位置情報を利用したレジャースポーツ向けアプリ(自転車、スキーなど) |
トヨタ自動車九州 | ドライブを楽しくするアプリ |
アライドアーキテクツ | LINE botやFacebookMessanger botをつかった会話型アプリを使って上記テーマで作る |
テーマ2:生活(仕事)の利便性向上 | |
オプティム | 常時接続されたネットワークカメラ・Webカメラを使った、アプリ・サービス |
StartupGo!Go! | ものごとをシェアすることで利便性が向上するアプリ |
シャープ | 人・モノの位置情報を利用した生活・仕事利便性向上アプリ |
ヌーラボ | 仕事で使える楽しいツール |
TRIART | スマートフォンで大量のデータを効率よく見ることができるもの |
アライドアーキテクツ | LINE botやFacebookMessanger botをつかった会話型アプリを使って上記テーマで作る |
テーマ3:健康、医療、介護 | |
福岡県済生会飯塚嘉穂病院 | 未定 |
オプティム | 常時接続されたネットワークカメラ・Webカメラを使った、アプリ・サービス |
飯塚病院 | 診察待ち時間を感じさせないアプリ、院内ナビアプリ |
また、IDCフロンティア、横河レンタ・リース、富士通は、上記テーマに対する応募作品のうち、「IoT」「ウェアラブル」「ロボット」「VR」「FinTech関連」等の技術を活用した作品に対して、先端分野部門として表彰する。
なお、協賛企業は参加者向けの支援も用意している。IDCフロンティアは、希望者に対して、クラウドサーバー(最大3万円分×20チーム)を提供する。アシアルは、Monaca Education プランを無償で提供(先着20アカウント 利用期限平成28年12月31日)。ヌーラボは、「Backlog」「Cacoo」「Typetalk」をコンテスト期間内無料で利用できるようにする。
審査は専門メディアやアプリ開発企業、大学など、スマートフォンやアプリに造詣のある専門家が担当。モバイル研究家の木暮祐一氏が審査員長で、審査員には九州工業大学情報工学部 准教授の小西直樹氏、TRIART代表取締役の今津研太郎氏、リンクトブレイン 取締役の清水弘一氏、ハウインターナショナル 取締役CTOの高橋剛氏、近畿大学産業理工学部教授の山崎重一郎氏、インプレス「ケータイ Watch」編集長の湯野康隆氏、アイティメディア ガジェット統括部 副統括部長の園部修が審査員を務める。
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