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» 2015年05月07日 06時00分 UPDATE

運動不足によってリスクが高まる病気 代表的なものはコレ!

いくら食事に気をつかっていても、運動をおろそかにすると……。とりかえしがつかなくなる前に、ぜひ知っていただきたい病気をご紹介します。

[ITmedia]
ts_sh05.jpg 運動不足によってリスクが高まる病気 代表的なものはコレ

 食事に気をつかっている人は増えていますが、定期的に運動をしている人はそれほど多くないでしょう。しかし、食事に注意するだけでは病気を防ぐには不十分な場合が多いものです。

 体にさまざまな悪影響を与える運動不足。中でも代表的な病気を紹介しましょう。

動脈硬化がもたらす心疾患

 運動不足は血管内のコレステロールを増やし、血液をドロドロにしてしまいます。その結果、動脈硬化が発症、それが狭心症心筋梗塞などを引き起こすのです。

 動脈硬化によって冠動脈が狭くなると、その先の心筋に充分な栄養や酸素が行き届かなくなります。これが狭心症です。また、粥状動脈硬化から発生した血栓が血管に詰まって、血液が行き届かなくなるのが心筋梗塞です。心筋が酸欠になると栄養が届かず、壊死していきます。早急に処置をしないと命にかかわる重篤な病気です。

 運動をすると血管内の善玉コレステロールが増えると言われています。適度な運動は血管をキレイにしてくれるものなのです。

動脈硬化が高血圧を引き起こす

 運動不足によって起こる動脈硬化は、高血圧も引き起こします。特に悪玉コレステロールや中性脂肪が血管に付着し、動脈硬化が発症すると高血圧症にかかりやすくなります。

 運動を定期的にしていれば、日常的な血圧や脈拍数が上がりにくくなるのですが、日頃運動をしていいないと心臓や肺の機能が低下し、血圧を上昇させやすくなります。そのため、高血圧に至りやすいのです。

糖尿病予防のためにも運動が必要

 運動をすることで、食後に血糖値が急上昇することを抑えられると言われています。運動で血糖コントロールを改善することが可能なのです。軽度の運動を継続することで、インスリン感受性が改善され、細胞へブドウ糖が取り込まれやすくなると言われています。

便秘は運動不足から起こる

 女性に多い便秘。原因の一つはお腹の筋力が弱いためと考えられます。腹筋は便を排出するために必要な筋力。腹筋を使うことで、大腸が刺激されて蠕動運動が促されて便が肛門へと押し出されるのですが、運動不足はお腹の筋力を低下させ、この仕組みを弱めてしまいます。

 また、運動は副交感神経を活発にして胃腸の働きを高める効果もあるのですが、運動不足に陥ると胃腸の働きが低下して、便秘も起こりやすくなるのです。

運動不足がうつを引き起こす?

 運動はストレス解消、疲労の回復、気分転換などに有効とされています。運動を習慣にしていない人は、ストレス発散や気分転換ができていないため、うつになりやすいとも言われているのです。

 体の疲労も持続するとうつなどの精神障害の原因となります。適度な運動はむしろ疲労を回復する効果もあるため、定期的な運動は精神面にも好影響があります。このほかにも、運動不足は骨粗しょう症や筋力不足による転倒など、さまざまな病気を引き起こしやすくなると言われています。

 体や心を健康にしてくれるのが運動です。毎日が難しくても、週に2〜3回は定期的に運動を続けることで、さまざまな体や心のトラブルの解消につなげられるでしょう。

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