「花粉症対策メガネ」の選び方とおすすめモデル8選

花粉症対策メガネを選ぶときに重視すべきポイントと、主要ブランドの製品8つをご紹介。

» 2015年03月03日 14時40分 公開
[ITmedia]

 花粉症の人にはいよいよつらい時期がやってきた。3月上旬から下旬にかけて、国内の多くの地域でスギ花粉飛散量はピークを迎える。対処法としては抗ヒスタミン薬を飲んだり(→種類と選び方)、処方薬が昨年から保険適用となった舌下免疫療法などの治療法があるが、最も効果的なのはそもそも花粉を身体に入れないことだろう。

 本記事では花粉症対策メガネを選ぶときに重視すべきポイントと、主要ブランドの製品8つを紹介する。「自分も沖縄へ疎開したい! でもできない!」という人たちは参考にしてみてほしい。

花粉症対策メガネの選び方

花粉症対策メガネを選ぶときのポイント

1. デザイン重視か機能重視か

 最も多くの人が気にするのがこの点ではないだろうか。いくつかのブランドでは、(1)メガネとして外から自然に見えるデザインを重視したモデルと、(2)花粉のカット率を最優先にした機能重視のモデルとをそれぞれ用意している。例えば後ほど紹介するJINSで言えば、「スリムデザインタイプ」と「パーフェクトフィットタイプ」の2つだ。

 効果だけを考えればもちろん後者を選んだ方が良いのだが、「見た目がゴーグルみたいでイヤ」という人も当然いるはず。そんなときは、目の横のカバー(フード)部分が取り外し可能な着脱式モデルというのもある。ただし、本当に見た目を気にして使い分けたい人は、通常のメガネとの2本持ちを考えた方が現実的かもしれない。

2. フィッティング

 必ず店頭で確認すべきなのがこの点。花粉症対策メガネは、目元や鼻に当たるパッド部分に少しでも隙間があると意味を成さないので、どうしても「ぴったりと」着用する必要がある。鼻パッドや、耳に掛かる先端部分であるテンプルの形、素材、可動式か否かなどを試着して試さないと、効果が半減してしまうおそれも。

3. くもりどめレンズ、その他

 マスクと一緒に使うことの多い花粉症対策メガネは、くもりやすいのが欠点。最近の製品はその多くがくもり止めレンズを採用していたり、オプションで選べたりする。ただし、メガネのくもり止め剤は数百円程度で売ってもいるため、通常レンズと併用してもいい。また、近年はブルーライトカットのレンズを使っている製品もある。

4. 価格

 最後にもちろん価格を。今回紹介しているものは3000円程度から購入できるものがほとんどだが、レンズに度を入れたり、オプションでくもり止めレンズを選んだりすると当然価格は変わってくる。予算と相談して決めよう。

花粉症対策メガネ8選

 以下は現在購入できる主要ブランドの花粉症対策メガネだ。上で解説してきたようなポイントを中心にチェックし、自分に合った製品を見つけてほしい。

JINS 花粉 CUT JINS 花粉 CUT

 ジェイアイエヌの「JINS 花粉 CUT」はデザイン重視の「スリムデザインタイプ」と機能重視の「パーフェクトフィットタイプ」の2モデル。ただし、スリムデザインタイプでも「花粉カット率98%」をうたっている。誕生秘話はこちらから。

Zoff AIR VISOR Zoff AIR VISOR

 「Zoff AIR VISOR」もデザイン重視と機能重視の2モデル。ディズニーとのコラボモデルなど、デザイン性に富んだバリエーションを多く展開している。

眼鏡市場 花粉プロテクト 眼鏡市場 花粉プロテクト

 「眼鏡市場 花粉プロテクト」は、シンプルなデザインながら子供用を含む6型各3色をラインアップしている。反射防止とくもり止めは標準仕様。

パリミキ 花粉メガネ パリミキ 花粉メガネ

 「パリミキ 花粉メガネ」は大人用5モデル、子供用3モデルを用意。Webから試着予約をしておくと店頭で試せる。くもり止めUVカットレンズを採用している。

スカッシー 花粉防止グラス スカッシー 花粉防止グラス

 「スカッシー 花粉防止グラス」は、スポーツ向け、デザイン重視、メガネの上からかける、といった用途別に8モデルを用意している。メガネに後付けするカバーもある。

OWNDAYS 花粉GUARD OWNDAYS 花粉GUARD

 「OWNDAYS 花粉GUARD」は、2モデル各3色を用意している。フード部分がラバー製でけがをしにくいほか、くもり止めレンズも標準で採用。子ども向けモデルもある。

眼鏡スーパー 花粉ブロッカー Premium 眼鏡スーパー 花粉ブロッカー Premium

 「眼鏡スーパー 花粉ブロッカー Premium」は、着脱式のラバー製フードが特徴のメガネ。従来の「花粉ブロッカー」よりもブロック率を高めているのが特徴だ。

ELECOM OG-HBLC01シリーズ ELECOM OG-HBLC01シリーズ

 「ELECOM OG-HBLC01シリーズ」は、ブルーライト対策メガネに着脱式のカバーを付けて花粉対策も行えるメガネ。花粉が飛ばないシーズンでも使える。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/27/news009.jpg しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  2. /nl/articles/2404/27/news020.jpg パパに笑顔を見せる4カ月の赤ちゃん、ママの顔を見ると…… あるあるな反応に「なんで?!」「ママをすごく信頼してる証拠」とさまざまな声集まる
  3. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  4. /nl/articles/2404/27/news003.jpg 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  5. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  6. /nl/articles/2404/27/news008.jpg 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  7. /nl/articles/2404/27/news010.jpg 巨大ウサギのデカさを伝えるため、2Lペットボトルを横に置いてみたら…… 衝撃の比較結果に「えっ、500mlじゃないんですか」「マジで大きい」
  8. /nl/articles/2404/26/news154.jpg 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  9. /nl/articles/2404/26/news187.jpg 実写「シティーハンター」、最後まで見るとあるはずの仕様がない配慮「わかってる」「粋なはからい」「いい判断」
  10. /nl/articles/2404/25/news174.jpg 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」