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» 2015年04月07日 06時00分 UPDATE

眠りの達人への道:快眠に効く100円グッズを試す 実は気になるのは「匂い」?

意外と快眠をサポートするグッズが置いてある100円ショップ。睡眠、リラックスのための商品をたくさん買っても1000円でお釣りがくる。ただ安物買いの銭失いになりかねないことも……「匂い」に苦しむはめに。

[小林誠,ITmedia]

 快眠を求めてさまざまな方法を試す本連載。最終回となる今回試したのは100円ショップの睡眠グッズだ。改めて「睡眠、リラックス」という視点で探すと出てくる出てくる。果たして効果のあるものは見つかるか……?

ts_diet01.jpg 100円ショップで集めた睡眠関連のグッズ。アイマスク、GABAのサプリ、枕にアロマ、クッション、耳栓まで購入して648円!

100円睡眠グッズ GABAのサプリと耳せんが「108円」は安い!

 今回購入した100円グッズはダイソーで売られていた商品。すべて108円(税込)で購入可能だ。商品の一覧は以下の通り。

  • プレシャスアロマディフューザー アクアブルー
  • 耳せん(3ペア/ケース付き)
  • エア枕
  • ギャバ(40粒/20日分)
  • 活性炭アイマスク
  • 骨盤ストレッチまくら

 100円ショップでありがちな「これも100円!?」という驚きを筆者も繰り返したわけだが、なかでも過去の連載でもチョコレートで試した「GABA」がサプリで安価に試せるのはうれしい。チョコレートで摂取するとカロリーが気になる。しかしサプリならカロリーも気にならない。

 また「アロマ」「耳せん」「枕」「アイマスク」については、複数の種類が売られていたので、ほかにも選択肢がある。なお「骨盤ストレッチまくら」は、「まくら」と名が付いているが、使用方法は腰の下や背中、かかとに置くため、クッションと思ってよい。

ts_diet02.jpg ギャバサプリ。ギャバは500mg含有。ほかにもビタミンB2やビール酵母などが含まれている。108円で20日分は、チョコや食品で摂取するより得だと思う
ts_diet03.jpg 「骨盤ストレッチまくら」の使い方。なお「エア枕」と本商品は、自分で空気を入れる必要がある
ts_diet04.jpg ポリウレタンを使った耳せん。低反発でじわりと耳のなかで広がるタイプ。個人的には好きな耳せん。こちらも108円は安いと感じた

まさかの誤算 「匂い」がここまで気になるとは……

 これらを一斉に使って1週間過ごしたわけだが、白状すると毎日使い続けたのは「サプリ」「アロマ」のみ。ほかの商品には気になる部分があり、使い続ける気がしない。理由は以下の通り。

  • 耳せん(3ペア/ケース付き)

→逆に落ち着かない。呼吸や唾を飲む音が気になってしまう

  • エア枕

→頭にフィットしない

  • 活性炭アイマスク

→臭い

  • 骨盤ストレッチまくら

→臭い。邪魔

 「耳せん」については、周りの音、いびきが気になる人には効果的だろう。筆者も昼寝をするときには良さそうと感じた。

 「エア枕」については、そもそもこの商品が航空機といった乗り物で使うことを想定した簡易的なもの。普段の枕と比べるのは酷だ。

 しかし「活性炭アイマスク」については、匂いが気になってしまう。決して悪い匂いではないし、そもそも活性炭の匂いなのかどうかも分からないのだが、装着すると気になってしまうのだ。目を覆うこと自体は悪くないので、別のアイマスクを試せば違った結果になったかも?

 「骨盤ストレッチまくら」も、匂いがダメ。こちらは活性炭アイマスクとは違った「強い匂い」。素材のせいだろうか、離れていてもなかなか匂う。もちろん悪い匂いというわけではないが、匂いが強いので気になる。そして当たり前だが、寝ているときに本商品が腰や背中にあっても邪魔なだけ。結局布団の横にどけてしまった。これも昼寝やゴロっと横になったときは便利そうだが……。

ts_diet05.jpg 個人的にはずっと使い続けたいGABAのサプリ
ts_diet06.jpg 使い続けたが、実はそれほど存在感のなかったアロマ。ほかの商品の匂いのほうが気になったが、爽やかで、わずかに柑橘系の香りが交じる印象。「アクアブルー」という名称だが、香りというより香水の色がそちらに近い。2〜3週間持続する
ts_diet07.jpg 自分で空気を入れたエア枕。持ち運びしやすく、乗り物で使うにはよいが、わざわざ家で使うものではなかった
ts_diet08.jpg 活性炭アイマスク。活性炭というより黒い布地の匂いだと思うが、どうも気になってしまう
ts_diet09.jpg 骨盤ストレッチまくらも自分で空気を入れて使う。表面の素材の匂いが強めで、慣れれば気にならないタイプの匂いだと思うが1週間では解消しなかった。また商品によって匂いの強さも違うのかもしれない

平均睡眠時間は35分も短縮……ダメなときは全くダメ

 この1週間の眠りは、かなりムラがあった印象。ぐっすり眠れた日もあったが、目の下にクマができるほどダメな日も。これまで睡眠状況はオムロンの睡眠計「HSL-101」で自動的に計測してきたが、このデータをスマホのアプリ「ねむり体内時計」に転送し、確認してみると平均睡眠時間は35分も短くなり、悪化したことになる。

  • 通常時の睡眠時間……平均5時間47分
  • 今回の睡眠時間………平均5時間12分

 今回の睡眠状況を示しているのが以下の写真。通常時と比べてみよう。

ts_diet10.jpgts_diet11.jpg (左)通常時の平均睡眠時間。(右)今回の平均睡眠時間。濃い青の時間帯が布団に入り、寝るまでの「寝付き」の時間帯。1日は寝るまでに3時間以上。4日の土曜日は布団に入る時間も遅かった。完全に夜更かし

 またアプリの「ねむり体内時計」では、睡眠のタイプを9種類の動物で表している(ベストはヒツジタイプ)。筆者は通常時「きっちりキリンタイプ」で、今回は「きっちりライオンタイプ」。というか"今回も"ライオンタイプ。とにかくこの連載をはじめてからライオンタイプばかり。それなりにぐっすり眠れてはいるからまだ良いような気もするが……。

ts_diet12.jpgts_diet13.jpg (左)通常時は「きっちりキリン」タイプ。ショートスリーパーで、あまり眠らないが、睡眠のリズムは整っているらしい。(右)今回の「きっちりライオン」タイプ。朝が苦手でのんびり眠っているとこのタイプになりがち
ts_diet14.jpgts_diet15.jpg (左)直近の週のタイプ。ライオンタイプばかり。「夜はきっちり」も結局、夜遅く寝て、朝起きるのが遅い人が該当。(右)9タイプあるうち、筆者は連載中キリン、ライオン、フクロウしか該当せず。とにかく夜更かしを治すこと、それが筆者の弱点

 最終回も含めて、さまざまな快眠方法も1週間ではなかなか効果を出すのが難しかった。しかし筆者の印象だけでコレは続けたいな、と感じたのは以下の3本。

 1位の朝の散歩は時間さえあれば毎日試したいところ。とにかく気持ちいいし、足腰が軽くなってくる。夜型の筆者でも生活のリズムも変わってくるようだ。

 2位の枕元のライトについては、部屋全体を暖色系にすると影響が大きいので、布団に入ったときだけ暖色系に。これだけでも眠くなりやすい。

 3位には今回試した100円ショップのGABAのサプリ。手軽で負担が少ない。テストの結果はあまり伴わなかったが、眠気は強まった気もするし、睡眠薬を1カ月試すより、筆者はこちらを試してみたい。

 筆者と同じく夜更かし癖があるのなら朝の散歩へ、朝に時間がないのならサプリ、眠くならなくて困っているのなら暖色系のライトを試してみると良いかも。

 食事にサプリ、薬、グッズ、スマホを使わない、歩くなどなど、快眠のために試せる対策はたくさんある。いろいろ試して自分に合っているものが見つかったら、長く試してほしい。そんなとき睡眠計があるとよりヒントが見つけやすいかもしれない。

 もちろん本当に辛いのならお医者さんへ。

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